【タネ・ナエ投稿】：ニワトリ大作戦 | Orchards
◼️はじめに
どうもOrchards(オーチャーズ)運営です。
今日は商売感覚を養うSNS：Orchards(オーチャーズ)に投稿されたアイデアをひとつ紹介したいと思います。オーチャーズというのはこういうアイデアが集まり、育てていく場所です。
アイデアに名前をつけるなら、ずばり「ニワトリ大作戦」です。
簡単に言えば、卵を買うんじゃなくて、ニワトリを飼ったらどうだろう？という思い付きです。
◼️お金配りおじさんとニワトリ配りおじさん
「お金配りおじさん」といえば、前澤友作さん(@yousuck2020)ですが、世界には「ニワトリ配りおじさん」がいるということをご存じですか？その男の名前はビル・ゲイツ。
「１日２ドルで生活しているとしたら、あなたは生活を向上させるために何をしますか？」
その問いに対するビル・ゲイツの解答それが、「ニワトリを飼う」であると彼はブログに書いています。(Why I would raise chickens )
◼️投資としてのニワトリ
彼はその理由を４つ挙げています、
①They are easy and inexpensive to take care of.
(ニワトリの世話は、簡単であり、安い)
②They’re a good investment.
(ニワトリは良い投資である)
③They help keep children healthy.
(ニワトリは子供の健康を保つ)
④They empower women.
(ニワトリは女性に力を与える)
ここでは詳しく書きませんが、ざっくりまとめると、「①安くて簡単、②よく増えて、③栄養価が高くて、④女性に力を与える(=教育、栄養、健康に再投資される可能性が高まる)」ということになります。
④については少し解説が必要かもしれません。多くの発展途上国において、ニワトリの世話は女性の仕事とされています。そして、鶏と卵を販売することで得られるお金は、女性が選択したとおりに使うことができます。
そのことにどういう意味があるのかというと、
女性が収入を得て家計を管理した場合、貧困と戦うための優先事項である教育や栄養、健康などに再投資される可能性が高くなるという研究結果があるそうです。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
ビル・ゲイツの記事からもリンクが貼られています。
◼️アイデア概要
さて前置きが長くなりましたが、ここからが、Orchardsの投稿です。
【タネ投稿】
ニワトリを飼って卵をいただく。
【ナエ投稿】
具体的にニワトリを飼うイメージをしていきます。
◼️ニワトリを飼うにはいくら掛かる？
まずどんなことにお金が掛かりそうかと考えるとだいたい次のような感じかなと思います。
①ニワトリの値段
②鶏小屋
③飼育費
そして、それぞれに掛かるお金を調べます。
①ニワトリの価格(4000円)
品種や産まれてから何日目なのかによって値段が変わるようです。卵を産み始める生後120日くらいで、一羽1000円から2000円程度で手にはいるようです。今回は2匹を飼う想定をしてみます。とりあえず、高めの4000円程度で見積もっておきます。
②鶏小屋(5000円)
ニワトリを飼うには鶏小屋が必要ですね。
ネットで調べると費用はピンキリですが、安くて5000円くらいからでやっている人いますね。まぁ、2～3万見とけばそれなりのがつくれるのではないかと思います。
僕の場合は廃材が色々あるので、基本的にそれを使うようにしようかなと思うのでほとんどお金掛かんないかなとは思いますが、5000円くらい見ておくことにします。
③エサ代(０円)
ニワトリのエサというのが売ってるみたいですが、ネットで調べるとそんなのじゃなくても食べてくれるとのこと。野菜屑とか米ぬかとかを食べてくれるとのこと。というか、なんでもたべるみたいです。なので、0円で計算しときます。
◼️ニワトリから得られるもの
ニワトリはだいたい生後120～150日で卵を産み始めるそうです。そして、産み始めてから一年半の間産み続けるとのことです。
我が家は二人暮らしで週に20個食べてます(多いかな？笑)10個で118円だから、週に236円、１ヶ月で944円を毎月卵に使っていることになります。
さっきの計算でまぁ、だいたい1万円見積もっておけば大丈夫そうなので、一年以内に元が取れそうです。
飼育小屋をつくるお金がかからない２代目以降は一羽2000円として、2～3ヶ月で元が取れることになりますね。
たしかにビル・ゲイツの言うように良い投資なのかもしれません。
◼️飼い始める前に考えておくこと
①騒音の問題
鶏は鳴きます。
雌鳥でもコッココッコと鳴くそうなので、近隣の方の迷惑にならないか、事前に検討し、理解を得ておくことが必要。
②においの問題
これも事前によく検討すること
③疫病のリスク
鳥インフルエンザの他にも色々あるようなのでこれも事前によく調べておく。
④卵を産まなくなったらどうするのか
ニワトリの寿命は5年くらいなんだそうです。そのうち、卵を産む期間は生後120日から二歳くらいの間だそうです。
つまり、卵を産まなくなってから自然にしておいたら3年間は卵を産まないことになります。卵を産まなくなったらニワトリをどうするのか、飼い始める前に考えておく必要がありそうです。
◼️おまけーーOrchards(オーチャーズ)の宣伝
最後までお読みいただきありがとうございました。おまけです。
はじめにも少し書きましたが、いま僕は友達とOrchards(オーチャーズ)というWebサービスを作っています。
Orchardsは、お金の学校のような場所です。
お金についての感覚を養う場になればいいなと思っています。
ですが、このSNSでは稼げるとか稼げないとかいうことはほとんど問題にしてなくて、中心のテーマは「お金」というものを楽しもうよということです。
なんとなく、お金のことを考えるのは汚いとか、仕事は辛いものだとかいう雰囲気が世の中にあって、まぁ、それが最近変化しつつあるような気もするんだけど、それでもやっぱりまだまだお金を楽しむ文化というか、そういう遊びは流行ってないのが現状だと思います。
お金あそび、みたいなことをもっとみんなやれば働き方も自然と変化していくんじゃないかなと思って、オーチャーズというものを作りました。
それは、元手がほとんどかからない「小さいビジネス(笑)」みたいなのをやって、儲かるときもあれば、儲からないときもある、楽しんでやってプラマイゼロなら、オッケーみたいな遊びです。そういう遊びのアイデアとか結果を共有してみんなで楽しみながらお金で遊ぶ場所、遊びながらお金を学ぶ場所、オーチャーズがそういう場所になったら僕はとても嬉しいです。
今回の「ニワトリを飼ったら節約になるんじゃない？」というような、ちょっとしたアイデアは当然ですが儲かりません。でもこんな風な儲からないけどなんか楽しそう、みたいなアイデアの方がぼく個人としてはオーチャーズにふさわしいような気がしています。
このオーチャーズというサービスはWeb開発未経験の4人が集まって作っているものです。これもある意味ではお金遊びの一環です。
まだまだ作り途中ですが、これからどんどん進化していく予定ですので一緒にこのサービスを育てていくつもりで使ってみて頂けたらとても嬉しく思います。
メールアドレスだけで簡単に登録できるので、ぜひ会員登録してみてください～。いまならまだ好きなアカウント名が取れますよ笑
Orchards(オーチャーズ)はこちらからどうぞ。
Orchards運営 太田潤(@_datsumori_)