ブックスサーバー
妄想スタートアップとは
こんなのあったら面白いかも、というビジネスやプロジェクトを勝手に妄想で書いていくマガジンです。
ちなみに先に断っておくと本記事はプレゼン資料ではないのでデータ収集やマネタイズポイントやペルソナなど当たり前に適当です!笑
なのでマジレスというかガチダメ出しみたいなのはやめてください(笑)
ブックスサーバーとは
さて、第1弾となる今回の記事で紹介するのは名付けてブックスサーバー(余裕で仮)です!
ブックスサーバーとは何か
まだ絞りきれてはないですが、イメージとしては自動販売機やウォーターサーバーのように本棚を店舗やオフィスなどに設置するサービスです。
本棚の中身のセレクトを行い、定期的に中身を入れ替えます。
インテリアとして、サービスの一部として、販売として、福利厚生として活用が可能ではないかと思います。
まずなぜこのサービスなのか。
近年電子書籍の普及に伴い既存の本屋は窮地に立たされています。
今までのようにただ紙の本を販売するだけでは生き残れなくなっているはずです。
しかしきっと本という存在の需要はあるはずなのでもっと違ったサービスで紙の本を活かしていけないかと考えました。
福岡のRethink Books(2017年5月までの期間限定)や天狼院書店や泊まれる本屋BOOK&BEDやビールが飲める本屋下北沢BOOK&BEERなどが新しい本屋として注目を浴びました。
本を扱うサービス自体はこれからも新しい形でどんどん展開が可能だと思っています。
そして今本屋や本に関わるサービスにとって重視されているものは何か。
在庫の多さではAmazonや電子書籍に勝てません。
今必要なのはセレクト力、キュレーション、ではないでしょうか。
キュレーションが注目されはじめ様々なweb上ではブログやサービスなどでおすすめの本を紹介するようになりました。
Amazonでも「この本を読んだ人はこんなものも買っています」という風におすすめをしてくれます。
しかしこれらのサービスでもやはりどうしても人気、有名な本が結局紹介されるだけ、という感覚を個人的に持っています。
また、少し書籍を置いている店舗などもありますがセレクトがけっこう適当で、かつ入れ替わりがあまり無いのではないかと思います。
キュレーション力をリアルに落とし込み、かつ店舗型でないサービスを考えようと思いました。
そこで思いついたのがセレクト本棚の設置サービスです。
店舗を構えないことによってスケールさせることが出来ます。
本部でキュレーションしたセレクト本棚を設置店に配置していくため、リアルでありながらもリモートで大量の場所へサービスを展開できます。
↑こういった場所にセレクト本棚を一つ導入する
サービス内容
毎月キュレーターが選んだセレクト本棚を作成します。
自己啓発系、ファッション、アート、漫画、小説などでジャンルごとにオススメのものをまとめます。
導入場所にはどのジャンルの本棚をおいて欲しいか選んでもらい、本棚を設置します。
定期的にオススメの本を選んで入れ替えを行います。
宅配でまとめて送ってそれに前月分はまとめてもらって送り返してもらう、などが良いでしょう。
これにより常にキュレーションされたセレクト本棚を店舗やオフィスに設置することが出来ます。
マネタイズの形式としては以下のパターンを考えることが出来ます。
・設置して販売
販売した額のパーセンテージをマージンとしてもらいます。
設置は無料でもいいかもしれません。
場所さえあれば誰でも簡単に本屋が小さく始めるので導入しやすいかもしれません。
・設置料として定額制で
読み放題で毎月定額を払って設置します。
オフィスでの福利厚生や、カフェなどの店舗でのプラスアルファのサービスとして活用できます。
こちらは販売するのではなくその場で読んでもらうことが目的になるでしょう。
カフェに常にいい感じの本がおいてあればリピーターが増えるかもしれません。
よく通う定食屋で漫画を読みつくしてしまってもまた新しい漫画が入ってきます。
社員に読書をしてもらい勉強してもらうことができるかもしれません。
これらは設置者が自分でやろうと思うと非常に大変です。
どの本が面白いのか、試しに読んでいってもかなりの時間がかかります。
なので本好きのキュレーターがそれをやってくれます。
キュレーターにお任せしておけば定期的にいい感じの本を並べることが出来ます。
問題点
マネタイズが本当にうまくいくかは計算してみないと分かりません。
流通コストと在庫問題が大きいかと思います。
流通は配達員を全国で用意すると人件費が大変なので最初に書いたように配送は各店舗にお願いできればと思います。
人件費は基本的にキュレーターのみです。
在庫に関しては、例えば全国の設置店の内容をローテーションすればA店に置いてあった本を次はB店に移す、という風にすれば在庫は最小で済むかもしれません。
この辺が要検討ですね。
展開
これを個人相手にサービスとして行うことももちろん可能です。すでにあったかも。
サービスのラインナップやジャンルを充実させていくと面白いでしょう。
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