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「〇〇するための~~な方法はこれしかない」に飛びつくな

最近は、無料記事はWeb広告の釣りであり、ろくな情報が無いと思っている私だが、何を持って無益なのか、ということが言語化できてきた気がしている。

Web記事には「○○する3つの方法」みたいなタイトルであふれている。皆、理論はすっ飛ばして具体的な方法を知りたい。真似ればすぐに得ができることが望ましい。それを「コストパフォーマンス(コスパ)」「タイムパフォーマンス(タイパ)」なんて言葉で捉える人もいる。何しろ、あまり努力をしないで得をしようと躍起であり、だからこそお金を払わないで有益(と思われる)情報を入手するためのWeb記事は量産されている。

その具体的方法が間違っているということではない。具体的方法自体は正しいのかもしれない。例えば料理のレシピなど。それ通りやったらその料理は作れるのかもしれない。

じゃあ、そのレシピ通りを作れたら「料理の基礎」「料理の理論」が身に付くかと言ったらそんなことはない。なぜそのレシピがそうなのか、と言うことを知らないまま、基礎や理論の無い人が方法論に突っ込んでいく。何が起こるかと言うと、
・なぜか、結果が言っている通りにならない。
・レシピを逸脱したら途端に失敗する。
・応用が効かない。
と言う状況に発展する。

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