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きちんと儲かる「見積もり」の考え方

見積もりをやったことはありますか?。

見積もりとは、仕事、具体的にはモノやサービスをお客様へ提供することに対して、金額を提示することですね。

お客様から頂くお金に対して、それを作り出すのにかかった原価を差し引いて、利益が出ます。利益が会社に残ることで、会社は新しいモノやサービスを生み出すことができるようになります。

なぜなら、お客様からお金を頂いた後に、モノやサービスを考えることはできないからです。すでに完成しているか、完成することが確実なものしか、商品にはできません。

例えば一千万円頂くとします。一千万を原資に、さあ何を作る?なんてやることはできませんよね。そもそも何をお客様は対価に一千万支払う約束をしたのか。はい、破綻。

見積の段階で、作るモノやサービスは確定する必要がある。そのためには先に作るか、作ることができることを確実にしておく必要があります。

だから前提としてお金がいる。それが創業のための資金ですし、会社がまわりはじめたら利益を根拠とするようになります。

先に金がある。それを使ってモノやサービスを作る。そしてお客様に見積もりを渡し、合意したうえで原価を使って、引き渡す。お客様が受け取ったら、はじめて見積もり時のお金が手に入る。

こう考えていくと、見積もりを間違えると、せっかく先行投資して作ったモノやサービスをお客様に届けられません。見積もりが高すぎると、お客様は寄り付かない。安すぎると、タダ働きになってしまいます。

私は長年見積もり作業を何度もやってきて、ある程度真実にたどり着いた感はあるのですが、何が真実なのかをきっちりまとめたことがなかったのでこの記事でまとめることにします。

ぶっちゃげ言って、見積もりのことを誤解している人が多すぎる。

お客様側も、見積もりを依頼することについて、心得ていないために、せっかくよいモノやサービスがあるのに、見送ってしまうこともある。

見積もりを学べば、きっときちんと儲かるし、お客様も喜びます。その方法をご説明して参ります。


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