見出し画像

第20回富士ヒルクライム2024

79分34秒

いわゆるブロンズと呼ばれるタイム。
ゴールした時もリングを受け取った時も特にこれといった感情は湧かなかった。唯一感じたのは、淡々と3.5倍で登った試走よりはタイムが速くて良かったかなという程度。みんながそれぞれの感情を爆発させている状況を見て、何か浮いている感じすら覚えた。

初参加の富士ヒル

富士ヒル経験者からいろいろな話は聞いていた。コースや気候、タイムとパワー、トレインなど。特にタイムを出すにはトレインが大事だと。
いざレースが始まってみるとなかなか脚の合う人は見つからず、私の周りではトレインというトレインは皆無だった。ほぼずっと1人旅。イメージと違った。
1週間前に腰を痛めてしまったのもあり、急ピッチで治療したけど正直思うように走れなかった。G.W.に試走をしたが、試走が終わってからイメージしていた"本番の自分の走り"とは違ったものになってしまった。
途中で投げ出そうとも思ったが、周りを見渡すと同じように苦しんでいる?仲間?がいて、何とか試走時のタイムよりは先着しようともち直せた。
レース自体は想像していたものと違ったものになってしまったが、富士ヒルというイベント自体は十分に楽しめた。
特に富士ヒルというイベントの雰囲気は格別だと感じた。

スタート前

富士ヒルを終えて

富士ヒルが終わって1週間。何かモヤモヤして過ごしていた。
何となく富士ヒル動画を見たり、富士ヒルに関する記事を読んだり。参加した全ての人がそうでは無いかもしれないが(私と同じような人がいるかもしれない)、みんなが目標を定め、それに向けてやれることを準備し、富士ヒルという日に備えている様子が垣間見れた。ゴールした時の感情はそれに対する反応。
初参加の私。試走するまではどれくらいで走れるのかも分からず、曖昧な目標で過ごしていた。そんな訳で練習も出来ているようでちゃんと出来ていなかったと思う。目標が定まっていないのだから当然。ゴールした時の感情はその準備に対する反応。朝の通勤電車の中で1人で納得した。

富士ヒルというイベント

年に1度開催される日本最大級の自転車イベント@世界文化遺産富士山。
参加人数は8000人を超え、海外からも参加者が来るほどの人気イベント。老若男女が自分に合った目標を設定し、それに向かって長ければ1年かけて準備する。これだけ大勢の大人が、情熱を注ぎ、感情を爆発させる。そんなイベントってなかなかない。ホントにすごいイベントだ。
私も初めて参加してみて、その情熱や感情を仲間と共有したいと改めて感じた。まずは同じ土俵に立とう。

第21回富士ヒルクライム2025

来年も富士ヒルに出たい。
今年の富士ヒル参加を決めてからの練習や結果は間違いなく来年の富士ヒルに向けての良い材料になった。
来年の目標は決まった。
もちろん目標タイムもそうだが、この取り組みの過程も楽しみたい。

G.W.試走下山後(快晴)

そんな決意じみたことを書き残しておこうと思い立ちnote初投稿。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?