ことばのチカラ。
どーも❤はなまる子です☺
あなたは今まで誰かにホメられたり認められて、うれしかったことはありますか?
わたしには幾つかあるんだけど、
そのなかでも人生を救われたなぁ。。という大きな思い出があります。
今回はそのことについて書きます。
あれは中学3年生のころ。もう数十年前の話。
当時いろいろと心をこじらせていた私は、半不登校になり
親や学校、大人に対してとにかく反抗的になり
学校は行くけど教室には入らない、という謎の行動をしていたのでしたw
主に保健室や校舎のすみっコや廊下が居場所的な。
"(-""-)"
そんなヒネた私に対して周りは色んな対応を試みてきました。
あきれて無視する先生、見かけると心配やお説教をしてくれる先生、怒ったり泣いたりヒステリックになったり理解しようと頑張ってくれる親。
今になれば、本当に子どもすぎて色んな人に迷惑をかけたなぁ、と深く反省もするんですが、あのころのわたしには、どれも全くこころに響かなかった。
むしろ言われれば言われるほど反抗的になり、こころを閉ざしていきました。
そんなある日、A先生という児童相談所の所長で40代くらいの男性が、私を訪ねて学校にやって来ました。
どうやら市内のいろんな中学校の問題児を対応をしているらしかった。
実際のA先生は長年、空手をやっているスポーツマンで明るくハキハキとして気さくなひとなんですが、
わたしの第一印象は、なれなれしいヘンなオッサンw
正直、最初は(うざいなぁ~)と思ってました。
それからA先生は、度々わたしに会いにきては
「はなまる子は優しいなぁ!」「お前はいいやつだなぁ」「はなまる子はアタマがいいからなぁ」と、いろんな言葉でホメるのですが、
も〜!それがウソくさくて気持ちワルくて
「そんなわけないじゃん!!やめなよ!!ウソばっかり」って全力で否定しつづけた。
(; ・`д・´)
あのころの私は、じぶんのことが大嫌いで罪悪感でいっぱいで自信のカケラもなかったんです。
だからホメ言葉なんぞ到底、受け入れられるはずもなく、言われるたびに公開処刑されてる気分でザワザワしてました。
でも、そんな私の態度に先生は呆れることもなく飽きることもなく毎回まいかい、くり返し繰り返し同じ承認の言葉を伝えてくれた。
すると、いつしか頑なな私のこころにも(うれしいな。。。)と、ほんのり温かい気持ちが芽生え始めました。
そして、すこしずつA先生に会えることが楽しみになっていったのです。
そのうち先生の家にも遊びに行く機会が出来て、私よりも2歳年下の先生の娘、Mちゃんとも顔見知りになれました。
すると、あるとき先生が「うちのMがいつも、はなまる子と遊びたいって言ってる、あいつはお前のことが大好きなんだよなぁ」なんてことを言ってくれるようになり、
(先生の大切な娘さんなのに私と会わせてくれるなんて、、、こんな私のこと本当に信用してくれてるんだなぁ)って心からウレシかった。
(´;ω;`)ウゥゥ
とにかくA先生のホメと承認は一貫していて、ぜったいに私を否定しなかった。
上からじゃなくて常に同じ目線で理解しようとしてくれたのです。
バカなことをやらかしても「すごい行動力だなぁ!おまえ度胸あるな~!」なんて笑ってくれて、怒ったり呆れるよりもまず、気持ちを聞いて寄りそおうとしてくれた。
それが私にとっては、ものすごーく大きなことだった。
(こんなポンコツな私にも良いところあるのかな。。。)って思えたし、この出来事が、そのさきずっと苦しくなるたびに心の支えになりました。
そしてA先生からはとても大切なことを学べました。
ひとに想いを伝えたいなら、一度だけじゃなく、なんどもなんども繰り返し伝え続けるってこと。
たとえ相手が否定しても、スグに受け取ってくれなくても、あきらめずに言葉を届けること。
押し付けではなく、こころからの素直な言葉なら、いつか、かならず相手に届くってこと。
このことが、どれだけ人の生きる力になるかということを身をもって知ることが出来ました。
わたしも愛する人にとってA先生のような存在になれたらよいな。
読んでくれたあなたも、いままでことばのチカラに支えられたこと、誰かの支えになったことはありますか?
よかったら教えてくださいね♡
ではでは!
読んでくれてありがとう❤
またね~♬(∩´∀`)∩
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