映画を見て考える、夜明けのすべて
※映画の内容を含んでいる可能性があります。
カタカタをキーボードを動かし、ため息をついていた。
「もう仕事がばっかり、しんどい。。。」
ずっと残業続きで、感情のアップダウンばかりの毎日。
色んなことが嫌になってきて、何だかふらっとどこかにいきたいと感じてしまった。
そんな時に思い出したのは、SNSで「夜明けのすべて」をみた仲間からの感想だった。せっかくだから私も見にいこうと思って、夜の時間に見に行くことにした。
久しぶりに映画を観に行った。夜の時間もあって、映画館にいたのは大人ばかりだった。
いつも通り、後ろの席を予約し、劇場に入り流れてくる映画の宣伝をみていた。
そして、映画の本編が始まった。
映画を観終わった時に感じたのは、最初から最後まで同じ気持ちで見れたことだった。
ドキドキする展開があるわけでもないし、激しいアクションシーンがある映画でもない。
ただ、誰かの日常を離れたところから見ている、そんな印象を受けた映画だった。
最後で泣いている方もいたけど、私はただただ考えさせられることばかりだった。
病気のことって、なかなか受け入れられるものばかりではないし、
それが職場であれ、人間関係の中であれ、何かと傷つくことがある。
でも、それをお互いに理解し、どう手を差し伸べていく優しさに変わるのか。
その優しさの深さにも、ついつい考えてしまう。
自分がもし同じ立場なら、どんな言葉をかけていただろう?
どんな気持ちで接することができるんだろう。
ある意味、病気の興味というところから、それを相手を助ける、手を差し伸べる優しさに変わる瞬間について、自分の中では言語化できていない、内に秘めた想いがありそうだなと感じていた。
映画を観て、もっとこの話を知りたいと思って、後日本屋に行くことにした。
棚に平面に置かれているので、すぐに見つけることができた。
原作を読んで、また映画を観てみると、きっとまた違う見方ができるかもしれない。何だか映画の奥深さに今頃気づいた今日この頃。
さっそく、文庫本を開き読み進めている。
ー 夜明け前が一番暗い ー
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