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【好きなことで生きる】からステージアップしませんか?

去る10月29日、

“世界に見せたい日本のドラマ”を選出・表彰する『東京ドラマアウォード2020』が開かれ、2019年のNHK大河ドラマ【いだてん】が今年のグランプリに選ばれました。


【いだてん】は、

日本人初のオリンピック選手となった「日本マラソンの父」金栗四三と、
1964年の東京オリンピック招致に尽力した田畑政治。

この2人の人物を主人公に描いたドラマ。

金栗四三は、「箱根駅伝」の創設にも力を注いだ人です。
(参照:ウィキペディア


その金栗。

オリンピックのマラソン代表に選ばれた時、最初は出場を断っていたんです。


オリンピックの予選会には、自ら希望して参加。
しかも、当時の世界記録を27分も上回る大記録で優勝していたのに、です。


アスリートの多くが憧れ、出場を目指しているオリンピック。

それを断るなんて、「なぜ?」って思いませんか?


断った理由は、

彼はただ、走るのが好きだっただけ。
予選会に参加したのは、日頃の練習の成果を試したかったから。
彼は、オリンピックのことも、まったく分かっていませんでした。


それで、

オリンピック出場の知らせを受け、[日本国を背負っての戦い]という
オリンピック出場の意味を知った時、

「私には、荷が重すぎます」

と言って、断ったのです。

ウワサで聞いた、「負けたら切腹!」を信じて、恐れてもいました。


そんな彼が、最後にオリンピック出場を受け入れたのは、所属していた
東京師範高等学校の校長からの熱い説得があったから。

何事も最初は自信がないものだが、
誰かが、その任を負わなければいけない。

日本スポーツ界のために黎明の鐘になってほしい。
君しかいないのだ!


この言葉に彼は心を動かされ、
「行きます!精一杯走ってきます!」と、日本のために、オリンピックの扉を開ける決意を固めたのです。
(参照:http://www.kanakurishiso.jp/user_data/sainokaika


とにかくマラソンが好きで、ただ自分のために走っていた彼に、自分の人生でやるべき使命ができた瞬間でした。


私はダイジェスト版でこのドラマを観たのですが、一番心に残ったのはこのシーン。


「人が自分の使命をさとり、受け入れるのって、こういう瞬間なんだなー」と思いました。


何かに心を突き動かされ、自分を捧げる使命を見つける。
そしてその使命を果たすことが人生の目的だとさとる時、

最初は、自信がなくても、恐れの気持ちがあったとしても、自分の「好き」や、「今の時点で自分にできること」を超えられる


「自分なんて…」
「もし期待に応えられなかったら?」

と、自分の内側だけに向いていた関心が外に向けられ

そのために、

「とにかくやってみよう!」

という気持ちが生まれ、行動できるようになる。


今までの私自身の人生と重ね合わせて、私はこんな風に思いました。


もしあなたが、

「私のやりたいことは何だろう?」
「私の好きって何?」

と思って探しているのに
見つけられていないとしたら、

視線をちょっとだけ高く上げて、
「何のために?」
を考え、探してみませんか?


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