CGをするのに最適な環境を作っちゃおう。
こんちゃ、饅頭です。
CGをやる上では、「デスクの環境」って割と大事で、プロになるとCGソフトに特化した特殊なデバイスを使っている方もいます。
ですが今回はデスク回りの話ではなく、「ソフトウェアのお話」です。
一般家庭も含めて、普段皆さんはPCを利用するときはWindowsを使用している方が殆どかと思います。
でもWindowsって重いOSでもあるのでより軽いOSを使うことでPCの性能をより引き出すという考えで「Linux」のお話をしていきます。
Linuxとは?
僕はLinuxの魅力を皆さんに知ってもらいたいが為にこの記事を執筆したまであります。
家にある古いPCを蘇らせるという使い方が最も一般的ですが、今回はCGが快適にできるくらいの高性能なPCでも恩恵は受けられるという話をメインにしていきます。
CGレンダリングの時間短縮になる
Linux上でCGをやる上で一番の恩恵は何といってもこれです!!レンダリングの時間が短縮される分、PCへの負担も小さくなります。
レンダリングの記事はHistoneさんの記事から引用させていただきます。
同じスペックでも使うOSによって顕著に差が出ることがわかる記事です。これは3種での比較ですが、やはりLinuxが明らかに速いです。
この記事でもWindows 10とUbuntu 20.04では6分程度の差が開いていることがわかりました。
個人での作業にならこれくらいは問題ないかもしれませんが、映画を製作しているディズニーとかの組織ならこの時間短縮が積み重なり、大幅な時間短縮になりますよね。
あれだけのCG映像を1作品で2時間分とか出力するわけなので、LinuxはPCにも私たちにも時間を生み出してくれる魔法のアイテムといっても過言ではありません。
一部プラグイン等が導入できない場合がある
Linuxは全体のPCにおいて、全体のシェア率が多くても数%程度です。世の中のソフトは殆どWindows向けに作られているので、Linuxに対応していないものもあります。
最近はちょっとずつ改善されつつあるようですが、100%解決できるデメリットではないので、人によっては注意が必要かもしれません。
LinuxでBlenderを始めるのも悪くないよ
結論はこれです。ぶっちゃけプロの人や、プラグインを多用したりする人だったりしなければ前述のデメリットに遭遇することもあまりありません。
勉強程度なら目を瞑れるので、CGレンダリングの時間短縮や動作軽快のためにLinuxを面白半分に導入してみてはどうでしょうか?
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