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バズは感性の結晶

「バズる」という現象について考えてみると、その定義は一概には言い表せない。
それは数値だけで決まるものではなく、受け手の感性や解釈に大きく依存している。

今年に入って、X(旧Twitter)でいくつかの投稿が「プチバズ」を経験した。

1万「いいね」以上を獲得した投稿が数回あり、僕自身もその度にちょっとした驚きと喜びを感じている。

中には、「それはバズではない」という声もあるが、そんなのは関係ない。
文句があるならバズッてから言え。(令和版マウント)

バズとは、数値の問題よりも、人々の心にどう響いたか、感性にどれだけ訴えかけたかが重要なのだ。
ここでは、自分の投稿を例に挙げながら、バズの正体について考えてみたい。

卵のサイズが小さいことを嘆いた投稿

このポストは伸びた。
4400RT 5.4万いいね 
意外にも多くの共感を呼び、「それわかる!」「衛生的に悪いやろ。パックごと置けアホ」といったリポストが殺到した。

この投稿は、誰もが一度は感じたことがあるけれど、わざわざ言語化しないような小さな不満を拾い上げたものだ。こうした「小さな日常」を切り取ることで、感性に訴えかける力がある。

あと、一部の誰かを罵倒したくてウズウズしている人たちのためにも
わざと馬鹿っぽくいうのもひとつの技かもしれない。

妻からのLINE

次に、妻から送られてきたLINEのスクリーンショットを投稿した「幸せポスト」。何気ないやりとりの中で、妻がボケてきたことが面白くて思わず笑ってしまい、その内容を共有した。僕自身の笑いのツボを押さえたやり取りだったのだが、投稿するとこれも予想外にバズった。

5200RT 12万いいね

他人には大したことがないように見えるかもしれないが、幸せやユーモアは伝染するものだ。
僕たちの日常の何気ない瞬間にこそ、バズる種は転がっているのだと実感した。

感性を磨くことがバズの鍵

バズは、単に目立つ言葉や派手な表現を使うだけでは生まれない。
むしろ、誰もが感じているけれど言語化できていない瞬間や、小さな幸せ、ちょっとした不満を拾い上げることで生まれることが多い。

だからこそ、小手先のテクニックよりも、自分の感性を磨くことが重要だと思う。

そんなあなたにこれを買えばバズること間違いなし!!
バズる方法12選の有料noteをと続けるつもりはないので安心してほしい。

生活の中には、無数のバズの種が転がっている。
それを見つけ、どう育て、どう広げていくかは自分次第だ。
そして、その種を見逃さないためにも、日常の感性を大切にしていきたいと思う。

まあバズったところで何も人生は変わらないんやけどね。
ただ他人から見てバズるほどの出来事がみなさんの人生で
気づいてないだけで無数に起こっていることに気づいてほしい。

何か重大なことが起こっているようで、実は大したことがなくて、
人生って何も起こってないようで実は起こっている。



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