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無駄とは

私は、無駄というものがあることを悪いとは思わない。というのも、それがあると気づくためには、それがなければならないからである。

無駄を悪いとは思わないが、好きではない。しかし人が成長する上で無駄を知ることは必然である。無駄があるということが分からなければ、延々と無駄がそこにあることは分からない。行動や思考といった人の抱える悩みや諸問題の解決において、それが分からないままであるということは大問題である。

逆に、ある行動が無駄だった。あるいは、ある時間は無駄な時間だった。と、気づけた際は、その無駄であったという経験となり一つの学びとなる。無駄から無駄を知るという有意義なものにつながる。なぜ有意義なのかと言われれば、無駄というものを省くきっかけや手段といった解決への糸口を発見できるからである。

ただし、無駄だと分かり切った上で行う無駄は救いようがない。愚行である。理解の上でやってしまうのはもはや個人的な問題に過ぎず、知らないという致し方ないものではない。無意義である。

人にとって有意義とは何かを知るために、無駄を経験し知ることは重要である。そこから考えれば、無駄というそれ自体が無駄であるとは言い切れまい。つまるところ、悪いとも言い切れないと私は考えている。


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