私は残り3回 あなたは何回?
自分と瓜二つの人間、いわゆるドッペルゲンガー
ドッペルゲンガーって3回出会うと死ぬっていいますよね…
皆さんは会ったことありますか?
前回の記事で某小学校のALTのフィリピン人に似ていると言われましたが、出会ってはいないので、私は今までドッペルゲンガーに出会ったことはありませんでした
前回の記事です
https://note.com/opinu_com/n/n109cb584ddc3 ※単刀直入に読め!
そんなドッペルゲンガーに纏わる話です
私は仕事の休憩中にオフィスの外でスマホをいじっていました
私がいた場所は、関西人なら誰でも知っている有名なコンクリートジャングルということもあり、周りには自分と同じサラリーマンや、待ち合わせをするカップルを含め、老若男女かなりの人がいました
そこで1人の中年サラリーマンと目が会いました
かなりの人がいるので、たまたま目が合うことも珍しくはないですが、その中年サラリーマンは確信を持って私に近付いてきました
私に見に覚えはなかったですが、「もしかして取引先の方かもしれない…」と思いました
……いや、思わざるを得ない程の真っ直ぐな瞳としっかりとした体幹、足取りで近付いてきました
さあ、ここからがコンタクトの始まり
先攻は中年サラリーマンだ
中年:「いやー!お待たせしました!お久しぶりです」
私:「……(誰だこいつ)」
中年:「長谷川さん何年振りでしょうか?」
私:「……(誰だこいつ)」
私はポカンと間抜けな顔をしていただろうが、
中年サラリーマンの勢いは、年齢と反比例するが如くとどまらない
中年:「それにしても長谷川さん肥えましたねー どんぐらい肥えはったんです?」
※私に90のダメージ!効果は抜群だ!
私:「…長谷川じゃないです」
中年:「!?ホンマや!よく見たら違うわー」
私:「ははは(事実とはいえ失礼なオッサンや)」
中年:「すんまへんでした!」
私「気にしないでください」
ダイエットを決意しつつ中年サラリーマンと別れた
単なる人違いだけでなく、若手芸人よろしく爪痕を残していった中年サラリーマン
ダメージを負ったのは自分だけだが、中年サラリーマンは長谷川さんとの待ち合わせが不成立となっている
格好良く言うと「試合に勝って勝負に負けた」のだ
冒頭に書いてあるが、自分はドッペルゲンガーに出会ったことはない
しかし長谷川さんはどうだろう?
リーチが掛かっているかもしれない
これから自分は、自分にそっくりの長谷川さんを死なせないように、1億分の1に気を付けていこうと思う
なんかよくあるラブソングみたいな終わり方になりました
オシャレ
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