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世界は広い
8年ほど前の話
職場が地域密着だったこともあり、勤務時間中に地元小学生の卒業制作を手伝うことがあった
「うひょー!ずっとこれで給料でたらいいのに」と思いながらお手伝い
自分は根暗なので、普段は人と積極的に関わることはしない
しかし主役の卒業生達が入れ代わり立ち代わりやってくる
仕事中のみ、どこかにあるヤル気(根明)スイッチを押すことができるので、卒業生とも冗談を交え関西人らしく笑いも取りながら、コミュニケーションをとって作業を行っていった
何人かの卒業生が僕の顔をみてヒソヒソ話している
気になりながらも作業を続ける
七十五日も経ってないので、現状変わらずヒソヒソは続く
少ししてヒソヒソの理由が分かった
「学校にいるALTの先生に似ている」
外国人に間違えられて悪い気になる人も多くないと思う、自分もその1人だった
気分上々↑↑で最終クラスの卒業生に尋ねてみた
「ALTの先生に似てるって言われたけど、どこの国の人なん?」
「フィリピン人!!!」
「・・・・・」
自分の中で勝手に金髪の欧米人と思い込んでいたので、呆気にとられた
・・・・Why Japanese People!!おかしいだろ!!
ALTの相場は金髪欧米人だろ!!
そんなこんなで、卒業制作のお手伝いは終わった
この出来事は自惚れではなく勘違いと思いたい
唯一の救いは初日にALTの先生の名前がアダ名として定着しなかったことだ
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