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【外資系転職③】転職で諦めたこと

こんにちは。

前回は、私が外資系企業への転職により叶えたことについての記事を書きました!

今回は一転、諦めたことについて記載します。
転職希望の方のご参考になれば幸いです☺️


1.企業規模

前職は誰もが知る超大手企業。TVCMや新聞広告なんかもバンバン打ち、もちろん東証1部上場の有名企業でした。
かたや現在の在籍企業は割と無名。私は同業界転職をしたのですが、その私ですら転職エージェントに
「え?聞いたことない会社ですが?」と失礼な質問をぶつけたほど…笑
(前職ではかなり狭い範囲の営業職として働いていたので、完全に私が井の中の蛙だっただけ😂)
従業員人数、日本での売上高、拠点数など規模に関しては前職の数百番の一程度ですね。。
ですが、前職は大企業ゆえ、一人ひとりの裁量が小さく完全に「歯車」的働き方をしていました。
自分が声を上げても会社は決して変わらない。ある意味諦めムードで仕事をしていました。
ところが今の会社は、企業規模こそ小さいものの個人の裁量は大きく、会社方針や規定の変更を提案し実現できる程度には小回りがきく。
大企業ほどしっかりカッチリとした規則は無いので、規則にガチガチに縛られたい人には向きませんが
「もっと良くしたい」「この方がわかりやすい」と自分の意見を口に出せる(出したい)人には最適の環境です。
反面、リスクもあります。日本法人撤退のリスク、ですね…
本国の一存で、儲かる見込みがないと思ったら容赦なく撤退判断を下されてしまうのが現地法人の辛いところ。
この辺は大手の安定性とはトレードオフにあります。
あとは、大手企業に勤務をしていると
「私、⚪︎⚪︎に勤めてます!(ドヤッ」
と言える場面もあるかと思います(あるのか?)
今のところは無名すぎて、社名を言っても聞き返されます…笑

2.退職金

今の会社は退職金制度がありません。
前職は超大手企業ゆえ、退職金制度がしっかりとあり、定年まで勤め上げればおそらく数千万単位でもらえていたかと思います。
よく考えればすごい制度ですよね、退職金…
ですが、下記の点で転職時には重視しませんでした。
①自分の退職時に現在の水準の退職金制度があるかわからないから
私は現在30代後半。定年まであと30年弱あります。
少子高齢化が進み、近い将来年金制度が破綻すると言われているこの日本で
退職金制度が現状のまま維持されるとは考えづらいです。
万が一退職金制度が改悪され、退職所得控除が減額された場合には、多額の退職金を貰ってもガッツリ税金で持っていかれますね。
日本の退職金制度は、基本的に毎月の月給を低めに抑えてその代わりに退職金として退職時に渡すというものです。
想定通りにもらえるかわからないもののために、どうして月給を低く抑えられなければいけないのか…
ならば手取りを増やして毎月運用に回したい!ということで今はNISAとiDeCoをコツコツやっています。この辺りの運用のお話はまた今度。

②転職の目的は別にあったから
前回の記事でお伝えした通り、私の転職の目的はワークライフバランスの改善です。
私にとっては、退職時という未来より今の方が大切なんです。
退職金がいらない、というわけではなく、今この瞬間の仕事環境を整えて
定年近くまで働き続けることが、私にとって最重要でした。
(どんなに退職金がもらえる会社だったとしても、途中離職したらまったく意味ないですよね?笑)

上記2つの理由から私は退職金を重視せず、転職時の条件として外しました。

3.勤務地

前職は家から車で40分(車通勤。田舎感がすごい)
今の仕事は電車でドアtoドア90分程度です。
遠い!と思われるかもしれませんが、前回の記事でお伝えしたとおり週の半分以上が在宅勤務。
たまの通勤は読書に充てたりブログを書いたり、充実させているのでまったく苦ではありません。
在宅ワークができれば家から遠くてもあまり問題は無いと判断したため、条件から外しました。


私の転職はおそらく成功と言えると思います。
なぜ成功したのか。それは転職の際に求める条件が明確だったからだと認識しています。
なんとなく求人情報を眺めるのではなく、自分の求めるもの・改善したいものをよく考えて
自分の理想の働き方の解像度を上げ、その実現に必要な条件を提示しそこに合致する企業しか受けない。
そして、求めるものと同じくらい大切なのは何を捨てるかです。
潔く諦められるものも、求めるものと同数くらい書き出しておくようにしましょう。

この情報がみなさんのお役に立てば嬉しいです!


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