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ギャラリーを3週間お休みしている今やっていること

新型コロナウイルスの影響を考慮し2020年3月3日(火)から3月24日(火)まで東京・蔵前で私が運営しているギャラリー「TOKYO PiXEL. shop & gallery」は臨時休業しています。

同期間中に個展を予定されていたクリエイターの方には期間をずらしてゴールデンウィークに個展を開いていただくことになりました。

少しでも早く事態が収束することを祈るとともに収束したときすぐに動きだせるようにいつも以上に動いています。今日はそのことをnoteに書こうと思います。

フリーランスのクリエイターと小規模な事業者向けに参考になるかと思い書いています。こんなやり方や情報もあるよとアドバイスがあったらコメントをください。

どうして潰れないのか

まず大企業でも無い私のお店がなんで3週間お休みしていても大丈夫かというと偶然も重なりましたが以下のような要因があります。

人件費が少ない。
今は私とギャラリースタッフ1名と経理の3名です。一昨年まで8名いたのでたぶんそれだとかなり不安だったと思います。

仕入がほとんどない。
ギャラリーなので作品は売れた分のみの消化仕入れとなり仕入金額がありません。家賃や光熱費などは掛かりますがお店としてはキャッシュフローが良いです。

借入金があった。
数年前に事業を大きくしようと借りたままほとんど手つかずだったお金がここに来て精神的にも金銭的にも不安を取り払ってくれました。新型コロナウイルスに関する無利子・無担保融資についてすでに発表されているのでこれも検討したいと思っています。

事業の柱が複数ある。
一昨年まで請負いのデザイン事業と商品卸をメインで行っていましたが社員が少なくなったのを機に不安定な請負仕事だけをやるのは危ないと柱(収入源)をいくつか作っていました。ギャラリーもその柱の1つです。その他大きく分けるとデザイン事業、ライセンス事業、商品卸事業、セミナー事業をやっています。

以上の理由で3週間お休みすることをいち早く決めることが出来ました。とはいえ既に卸先のお店で物が売れなくなり納品を延ばしてほしいなどいくつか問題が出始めてきています。


今やっていること

ギャラリーを開かなくなった分、時間はあるのでこれまで後回しにしていたことをまずはやっています。

ギャラリーのメンテナンス
壁の穴を全部塞いで窓もピッカピカに磨いてやりましたよ!気分もすっきり

オンラインショップの更新
レトロPC型のピクセルアートスピーカーDITOOが値段もお手頃で音も良いので一押しです。自分で描いたドット絵を流すことも出来るんですよ。

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新商品開発 / 新事業開発
毎日いろんなメーカーや工場へメールしたり電話したりしています。展示会が無くなったからなのか都内の会社はすぐアポ取れてこんな小さな会社でも話を聞いてくれます。毎回マスクのままで失礼しますって言い合うのに慣れてきました。マスクを取るべきなのか取らないべきなのか出されたお茶をいただくタイミングがわかりません。いつも帰り際に一気飲みします。

この期間に起こった出来事ではないですがHPもメルアドもわからず昼間電話しても中々こちらの話を聞いてもらえなかった町工場へ朝一番に行ったことがあります。自転車置き場にいたパートのおばちゃんに挨拶したら社長に繋げてくれて無事ご一緒出来ることに。案ずるより産むが易しです。考えても答えが出ない場合はすぐに動くことを心掛けています。

新商品、新事業を起こす際に補助金、助成金が使えることがあります。どんなものが今あるのか調べるときは中小企業庁がやっているミラサポが便利です。フリーランスを含む個人事業主や中小企業向けの新型コロナウイルスに関する無利子・無担保融資についても載っていました。

これとは別に事業所を構えている市区町村のHPでは各種助成制度のページがあると思います。ちょうど現在年度末なので終了しているものが多いかもしれませんが先着順で受け付けている助成制度も多いので4月になったらそのHPを確認するのが毎年の決まり事となっています。

私が事業所を構えている台東区では展示会の出店費用や新たに店舗を構えるときなどに使える助成金があり実際私の会社も利用しています。

最後に

不安はどこからくるのかと考えると少し落ち着きます。それがお金である場合はここに書いたことで解決されるかもしれません。

絵を描くこと、物を作ることだけがクリエイターの仕事でしょうか。私は新しい仕事やサービスを作ることもクリエイターの役目、クリエイターだからこそ出来ることだと思っています。

ピンチはチャンス!いつもより時間が出来たのならこれから何をしていきたいのかを考えてウイルスが収束したときにスタートダッシュを切りましょう!

一緒に乗り越えましょう。

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