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第6話 2分で読める 賃料9万円前後の物件が賃料13万円~15万円に劇的増収 (2021年、現在)築26年なのに満室経営の超人気物件から学ぶ 【資金の捻出方法②】


こんにちは
第6話に興味を示していただいてありがとうございます。

第5話の続きです。より具体的にお話しします。

まず、第3話の【絶対儲かる大家の心得】をもう一度読み返して思い出してから、読み進めてくださいね。
その方が資金の捻出方法の理解がとっても早いです。
では、いきます。

第3話の【絶対儲かる大家の心得】の1つ目

高い家賃で住んでもらえると  どうなるか?

単純に収入やせられますね。
例えば、家賃8万円⇒10万円になった場合、 毎月 2万円の収入が増えます。 ファミリータイプの物件で考えてみます。
ファミリータイプの平均居住年数は4~6年が60%を占めています。(下の資料を参照してください。)

参考 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会

平均居住期間


居住期間が5年( 60ヶ月だったの場合 2万円 × 60ヶ月 120万円  捻出できます。
物件に掛けられる資金を調達【捻出】できるという事です。
居住期間が 6年なら144万円 7年なら168万円 8年なら192万円 9年なら216万円

今まで掛けられていた原状回復費用にプラスしてこれだけの捻出分があるわけです。

例をあげて考えてみましょう。今までは原状回復費用に30万円しか掛けられなかったとします。
家賃を2万円上げれた成功事例の場合は、もともとの原状回復費用30万円+(居住期間5年の場合でも)120万円= 150万円
150万円あれば、いろいろなグレードアップが出来そうでわくわくしますね。

150万円掛けることのできた物件 と 30万円しか掛けられなかった物件 があります。
想像してみてください。
あなたは①②どちらに住みたいですか?

そうですよね。150万円の物件の方に住みたいという方が多いと思います。

第4話でお話ししましたね。【自分が住みたいと思える物件にする】がやっぱり効果ありそうです。

そして、続けて想像してみてください。150万円掛ける事が出来て魅力あるグレードアップした物件の募集家賃を下げる必要がありますか?

下げるどころか、高い家賃に引き上げられそうな気がしませんか?

ここが、【儲からない大家さんから 儲かっている大家さんへの逆回転】の始まりです。
【高い家賃で住んでもらう】という事が長期経営の上でも非常に重要です。


ちなみに表題の賃料9万円前後から13万円~15万円になった成功物件
いきなり9万円から15万円になったわけではありません。

後述する【他の捻出方法】も駆使し、捻出できた予算を使って
いろいろなアイデアを踏まえて完成した物件。それを見た大家さん、管理会社の担当者さん、私も含め、全員これは十分家賃の引き上げが出来るのではないでしょうか?という気持ちが芽生え、とりあえず、強気で13万円で募集開始し、少しの期間様子を見ましょうか?から始まりました。

結果は、募集開始後すぐ申込が入るという事態
次に退去になった部屋も同じ内容の工事を行い、欲を出してさらに14万円という募集家賃の引き上げたにもかかわらず、また即申し込みが入る事態。
その次の部屋はUB(ユニットバス)の交換を追加しその部屋が上階という事もかみし、15万円で強気の募集を行うものの
1ヶ月かからず入居が決まりました。
その後は、工事内容や階数なども踏まえ、13万円~15万円で募集し、満室です。

次回の第7話で【絶対儲かる大家の心得】の続き【資金の捻出方法③】をお話ししたいと思います。

読んで頂いてありがとうございます。

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