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第2話 2分で読める 賃料9万円前後の物件が賃料13万円~15万円に劇的増収 (2021年、現在)築26年なのに満室経営の超人気物件の【詳細】

こんにちは
第2話に興味を示していただいてありがとうございます。

では、さっそく 表題になっている 物件の詳細と経緯 をお話しします。

物件詳細
平成7年建築(2021年現在 築26年) 全27戸 賃貸マンション
ファミリー向け 3DK(62㎡から66㎡の4タイプ)
7階建 エレベータ有 オートロック無 宅配ボックス無
敷地内 立体駐車場有(3層式) 自転車置場有 バイク置場無 


経緯
  新築~築20年まで住宅供給公社に一括借上げ
   築20年での募集賃料 9万円前後 空室多数
  築20年 公社解約
   築20年から現在 募集賃料 13万円から15万円 満室経営


==大雑把に説明すると==
 ※一括借上:委託契約時に賃料条件などを決め、空室状況に関わらず、 一定家賃が定期的に入るシステム
 ※住宅供給公社の場合は入居者の収入による家賃制度有
となります。

一括借上げの場合、大家さんはほぼ何もしないで 安定した収入 が得られます。
退去されても 空室の気苦労 もありません。極端な話、全室空室でも収入があります。
もちろん、その分、管理費や維持費、手数料、予測空室分は引かれたうえでの 一定家賃設定 になっています。

だから、ずっと安心してお願いしておけばいい。

はずですが

実は契約書には決められているはずの一定家賃の増減を状況に応じて交渉できるという項目がある場合がほとんどです。

結果的に、この表題の物件は 新築から20年の間 に 3度 も実際に一定家賃の値下げがありました。
そして、4度目! さすがに怒った大家さん。我慢の限界が来てしまったそうです。
大家さんにも建築時のローンの支払いもありますからね。大家さんの資金計画も大幅に崩れてしまっています。

そこでその大家さんはどうしたか? 4度目の交渉は決裂。築20年目に公社との契約を解約しました。

その後、努力の甲斐 と 良き巡り合わせ があり、今に至ります。

現在 満室経営
契約賃料 13万円から15万円 共益費7,500円
退去予定が出ても、募集開始から1週間程で申込が入る事がほとんどです。
※もちろん、私もこの物件に関わらせて頂いています。現在進行形です。

公社の管理がずさんだったとは言いません。しかし、この事実は物件のポテンシャルを最大限に活かし、工夫すれば、家賃収入は減らすどころか、
増やす事が可能だという事を証明していますよね。

未だに、この物件の周辺には同じような状況で我慢を続けて 値下げ交渉に応じている大家さんが何人もいるみたいです。
私には、どうして?と思いますが、この事実をその大家さんたちは知らないからなのだと思います。

物件のポテンシャルを最大限に活かし、工夫すれば、家賃収入は減らすどころか、増やす事が可能だという事をもっと知ってほしいと思います。


次回、第3話からはその方法について話していきたいと思います。

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