渓声便ち是れ広長舌、山色豈に清浄心に非ずや。蘇東坡。官界で政争に巻き込まれ、流罪になった時流刑地で大悟した時の言葉です。農耕の傍ら禅師に参問し天地山河と無説無問のところで対話したのです。ついに彼は谷川のせせらぎの声を聞き取り、山河大地と自己の清浄心が平等であると悟ったのです。

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