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久しぶりに本を他者に勧めたくなった

学生のころからマンガも含め本は好きだった。でも人に勧めるまでの本にはなかなか出合えず、今までバナナフィッシュ(吉田秋生)、幻の郊外(宮台真司)、制服少女たちの選択(宮台真司)以来の衝撃。ちょっと言いすぎか・・・。しかし、3つとも古いなあ1990年代?

で、その本は、ダイエット幻想(磯野真穂著)。ダイエットが悪い、意味がない、カッコ悪い、健康に悪い、やめた方がいいという話では、断じてない。どうしてダイエットをすると評価されるのか、特に日本で著しく評価されている背景が、とーってもわかりやすく書いてあります。
自分は男性ですが、拒食・過食になるまで突き進むのか(特に女性)、皆が皆目指すのか、わかったようなわからないような感じでしたが、スッキリ。かわいいとダイエット、愛するのではなく愛されたいとダイエット、数字とダイエット・・・

まだまだ切り口があり、一つ一つに説得力があります。半分くらいダイエットを切り口にした日本人・日本論でもある。
宮台真司の酒鬼薔薇聖斗論、テレクラ・ブルセラからのインターネット論を読んだ時の衝撃というか、スッキリ感を思い出しました。(テレクラ・ブルセラ・・懐かしくて泣けてくる。言葉に嫌悪感持つ人もいるかもしれないが、社会学・文化論の本です。こちらも、おすすめ!!)
自分は切り口から入って、社会の現象を説明する、さらには、こういう風にしていくと「社会が良くなる」というのに惹かれるのかな・・・
写真が微妙に傾いている・・・。まあ根性が曲がっていると思って許してください。

宮台真司
宮台真司
吉田秋生

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