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大阪王将lab|【飲食業界】店長の転職先候補は?転職の理由やメリット・デメリットを解説!

飲食店の店長として活躍している方の中には「このまま同じところで働き続けていていいのかな」「次のステップへ進みたい」とお考えの方もいることでしょう。しかし飲食店の店長を辞めた後に「どのようなキャリアを目指せるのか」「活かせる力はあるのだろうか」という不安も感じているかもしれませんね。本記事では、飲食店の店長が目指せるキャリアや活かせるスキルについて解説!転職のメリット・デメリットについても紹介します。


飲食業界 店長の転職理由とは?

転職を考えるにあたって大切なのが、今の職場を変えたいと思ったきっかけや理由を明確にしておくことです。

ここではまず、飲食店の店長が「転職したい」「辞めたい」と思う主な理由についてご紹介します。

接客、運営、育成など複数業務の両立が難しい

飲食店の店長は、接客や調理だけではなく店舗運営に関する様々な業務を担っています。
例えば、売上の管理やシフト管理、スタッフの育成や人員の配置、新メニューや集客に向けた戦略の検討などが挙げられ、営業時間には店舗での業務と両立しなければなりません。

特に近年では人員不足に悩まされている飲食店も多く、そうした店舗では店長に課せられる負担が大きくなってしまっているのです。
そのような現状から転職を決意したという方も少なくありません。

労働時間が一定ではない

店長に限ったことではありませんが、飲食店の仕事は立ち仕事のことが多く、体力勝負な一面があるのも事実です。
また、店舗によっては夜遅くまで営業していることもあり、店長は長時間店舗での業務を担わなければいけません。

さらに、営業時間後には事務業務をこなす必要もあり時間外勤務が続く場合もあります。
日々の立ち仕事や長時間労働により体力面での不安を感じ、転職を考えるケースもあるようです。

待遇面の改善や将来的なキャリアアップを目指したい

厚生労働省が発表している賃金構造基本調査によると、飲食サービス業の平均年収は326万4800円。
企業規模や業態によっても異なりますが、店長の平均年収も一般的に350万円~400万円と言われており、他の業種と比べると決して高いとは言えません。

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 <a href="/lab/detail/id=824">こちら</a>の記事でもご紹介しています。</span><br>

また、大手企業であれば将来的なキャリアプランが明確な場合もありますが、中小企業の場合役職の種類自体が少なく将来のキャリアに不安を感じることもあるでしょう。
収入やキャリアに対する不安が、転職に至る理由のひとつにもなっているようです。

転職のメリット・デメリット

これらの理由から退職や転職に至った場合に考えておくべきなのが、転職した際のメリットとデメリットについてです。
飲食店の店長に限ったことではありませんが、転職して新たな道を歩むには、メリットだけでなくデメリットがあることもきちんと理解しておきましょう。

メリット1|生活習慣を見直すことができる

夜間勤務や長時間労働の多さに不満を感じている場合、転職することでそうした不規則な生活の改善に繋がるかもしれません。
例えば、異業種への転職であれば土日祝休みや連休などが叶う可能性もあります。

また、同じ飲食業界への転職であっても、休日の取りやすい企業やスタッフの人員が潤沢な店舗などを選ぶことで、働き方を変えることができるでしょう。

メリット2|収入アップを目指せる

収入面においても転職することで解消することができます。
同じ飲食業界であっても、大手企業や福利厚生の整った企業に転職することで安定した収入を得られる可能性が高まります。

住宅手当や家族手当、役職手当や早朝・夜間手当などの制度が充実している職場など、企業の規模や福利厚生に着目して転職先を選ぶことで、収入アップを目指すことができるのです。

デメリット|これまでのキャリアがリセットされる可能性がある

転職することで安定した生活や収入アップなど様々なメリットが得られる一方で、転職することで、これまでのキャリアが一度リセットされるというデメリットも考えられます。

特に異業種へ転職する際には、ゼロからのスタートとなるため覚えることも多く苦労するかもしれません。
また店長としてスタッフへ指示をしてきた立場であれば、指示されることに対してストレスを感じるかもしれません。

ゼロからのスタートに抵抗のある方は、店長として培ってきた経験やスキルを存分に活かせる職場を選ぶと良いでしょう。

飲食店店長の強みと活かせるスキル

飲食店の店長を経験してきた方は、豊富な経験から身についた知識やスキルも多く、転職後にも十分活かせるはずです。
ここからは、飲食店での経験を通して身につくスキルや転職後に活かせる強みについて解説します。

コミュニケーションスキル

飲食店での接客を通して身につくスキルとして、まず挙げられるのがコミュニケーションスキルです。
特に店長は、お客様だけでなく日々スタッフとも密にコミュニケーションを取る必要があります。
また、時にはお客様からのクレームや理不尽な要望を受けることもあると思いますが、そういったお客様への対応力は、異業界でも十分に活かすことができます。

店長として培ってきた豊富なコミュニケーションスキルは、同業界・異業界問わず、幅広い業界で活かすことができるのです。

マネジメントスキル

飲食店では、比較的若いうちからマネジメントに携わる機会が多く、マネジメントスキルに長けている方が多いのも強みのひとつです。

例えば、飲食店の場合、アルバイトスタッフがバイトリーダーとしてアルバイトのマネジメントを任されることも珍しくありませんが、他の業界ではなかなか経験できることではありません。

また、店長であれば、店舗全体をマネジメントする立場として予算や売上の管理、スタッフの育成や配置、採用など、責任ある仕事を一手に担ってきたはずです。

そうしたマネジメント経験は、転職において大きなアピールポイントになります。

業務改善スキル

飲食店は、単なるルーティンワークでは成り立たず、日々改善が求められる職場でもあります。

例えば、人員不足による長時間労働が続いた場合、業務効率化をはかったり人員確保に向けた採用計画を立てたりする必要があります。
時には売上や集客アップに向けたメニューの改善や集客戦略を考えることもあるでしょう。

そのような職場での課題を改善する能力は、大きな強みになりますし、同業界はもちろん異業界でも十分に発揮できるはずです。

飲食店店長の次のステージとは

豊富な経験とスキルを兼ね備えた飲食店の店長経験者は、幅広いステージで活躍することができます。

同業界の場合

同業界への転職を考えている場合は、大手企業や福利厚生の整った企業に転職することで、働き方や待遇を大きく変えることができるでしょう。

大手企業であれば、将来的にキャリアアップを目指すことができる可能性も高いですし、エリアマネージャーなど経営に近い立場としての活躍も期待できます。

ご自身の経験やスキルを発揮し、さらなるステップアップを目指すチャンスにもなりますよ。

異業界の場合

先にもご紹介したコミュニケーションスキルやマネジメントスキル、業務改善スキルなどは、飲食業界だけでなく、異業界でも十分に発揮することができます。

接客や販売はもちろん、営業やサービス業などでも経験を活かすことができるでしょう。

未経験からのスタートとなるため不安もあると思いますが、ご自身の経験やスキルに自信を持って新たなチャレンジに飛び込んでみてください。

独立の道も

「思うようにキャリアアップできない」「もっと自分の考えや力を発揮したい」などとお考えであれば、独立を目指すのも手段のひとつです。
とは言え、いくら店長として店舗運営の経験を積んできた方でも「経営経験もないのにうまくいくか不安」「どうはじめたら良いか分からない」と思われるかもしれませんね。

そのような場合は、独立支援制度を導入している企業を選ぶと良いでしょう。

企業によっては、経営ノウハウを学べたり独立に向けた資金を支援してもらえたりすることもあるため、安心して独立の夢を叶えることができます。

まとめ

「飲食店での経験は転職に活かしにくい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルなど、飲食店での経験はご自身が思っている以上に豊富な知識やスキルが培われているものです。
まずは、転職によってどのような現状を改善したいのかを明確にし、ご自身の経験や能力を十分に発揮できるステージを探してみてくださいね!

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