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ircle「本当の事」に肯定してもらった話

2021.3.17
ロックバンド ircle の LIVE
HUMANisM~東京オリンピックどころじゃなくなった202年の春より~
に行ってきた。
そこで自分を肯定してくれた曲を今日演奏してくれたので紹介しようと思う。

最近は例の会社の後輩と「自分らしさ」について議論する日々が続いていた。

私はよく「むーみんらしいね!」「これむーみん好きそうやね!」等など所謂“らしさ”について言及されることがよくある。
好みや趣味がはっきりしていてわかりやすいらしい。
確かに好き嫌いははっきりしてるし、好きな物を常に発信しているからそういう言葉をかけられることがあるのだろう。
そして言及されることに関して嫌な気持ちはしない。

でも、自分が思う自分らしい他人が思う自分らしいが異なるときに
「果たして自分らしさとはなんなのだろうか?」
という疑問が自分の中に生まれる。

私としては他人が思う自分らしいが統一感のある内容のため、もし自分が思うらしさと異なっていた場合、自己分析が誤っていたのだなと思っていた。
しっかりしてる、一人で生きていけそう、賢いよね、〇〇好きそうだね、〇〇するなんて意外、、、
自分が思う自分らしさ以外を言われる度にそう思っていた。
そして自分は他人の思うらしさを持ち合わせたような人間に寄せていく必要があるんだと無意識に思うようになっていたんだと思う。

もしかしたら他人の目を気にすることにも繋がっていたのかもしれない。
無意識に気負って生きてたんだと思う。
というか、他人の思うらしさからズレたら自分の存在が薄まってしまうような気がしてたんだと思う。

そんな私にircleがアンコールで歌ってくれた「本当の事」が刺さりまくった。
※以下、歌詞の抜粋

もう止めにしないか
そうやって気張んのさ
もう止めにしないか
荒隠しの毎日を

愛してるなんて 言われる程
自分はそれ程までの人間じゃありませんなんて
心から思ってしまうなんて
そんなのなんかちょっと
生きてる気がしないよな

自分を好きにならないか
他人から見えるあんたのことじゃなくて

もちろんircleのボーカルの河内さんは観客全員に向かって歌っていてくれていたのだが、
自分に向かって「もっと自分らしさを大切に、他人の目を気にせず好きなように生きろよ」と言ってくれてるような気がして号泣してしまった。

せっかく自分のことを肯定してくれる人がいるのだから、私もircleに負けず自分の思う自分らしさを大事にして生きていきたい。

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