文章上達の秘訣は三多にあり
こんにちは、大成信一朗です。
あなたは文章上達の秘訣を知りたいだろうか?
現在、ブログやSNS]など、稼ぐために文章力が重要になっている。
それを反映して、オンライン・オフラインを問わず本屋にはたくさんの文章の書き方に関する本が出ている。
なので、もしかしたらあなたそれらの本を読んで勉強したかもしれない。
ところで、あなたは「三多(さんた)」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
三多は文章上達の秘訣である。
もしかしたら、「これまで文章上達に関する本を何冊も読んだけど、そんなテクニックや法則はなかった」なんて言うかもしれない。
この記事では、知られざる文章上達の秘訣「三多」について解説する。
三多とは?
三多は中国宋代の政治家・学者の欧陽修(おうようしゅう)が提唱した文章上達の3つの秘訣である。
彼は唐宋八大家と言われる中国唐代から宋代にかけて活躍した8人の文章家の一人である。
三多とは、
看多(かんた)
做多(さた)
商量多(しょうりょうた)
の3つの秘訣です。
看多とは?
看多とは、たくさん読むということである。
文章上達の第一の秘訣はとにかく文章をたくさん読むことである。
世界的なベストセラー『こころのチキンスープ』の著マーク・ビクター・ハンセも「良質なアウトプットは大量のインプットから生まれる」というようなことを言っている。
做多とは?
做多とは、たくさん書くことである。
読んでいるだけでは上達しない。
書いてはじめて上達する。
よくコピーライティングを勉強している人で、本を読んだり商材を見たりして大量のインプットをしていて知識はすごいけど、セールスレターを1つも書いたことがないという人が意外と多い。
そういう人たちのセールスレターはもちろん、売れない。
商量多とは?
商量多とは、たくさん推敲(すいこう)することである。
推敲とは、文章を何度も練り直すこと、要するに編集である。
文章を書いたら、一度だけ編集して終わりではなく、何度も何度も編集するのである。
なお、編集のコツは毎回テーマを決めて見直すと良い。
例えば、1回目の編集は表現方法、2回目の編集は誤字脱字など。
また、編集は書いてすぐよりも時間を置いてから(一日以上がベスト)の方が良い。
冷静になれるのと、一晩置くことでアイデアが発酵するからである。
三多で文章を上達させよう!
中国の歴史上の文章家、欧陽修は文章上達の秘訣を三多と言った。
大量のインプットの看多、大量のアウトプットの做多、大量の編集の商量多である。
ブログやSNSで文章を上達させ、もっと稼ぎたいのであれば、三多を意識しよう。
大成信一朗
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