見出し画像

横領とお金と信頼と価値観と。

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/660/1261787
※大河内薫”お金の学び”ラジオ Voicy 2024年5月7日放送より

どうも、大河内薫です。
今日は有料放送も配信されています。
【第四回 木下×大河内のズバリお金から逃げるな!!】
[前編]横領の仕組みと家計管理の関係!〜歴史的横領から学ぶ〜


横領の仕組みとか、それにまつわる家計管理についてお話しています。
今日から3日間限定価格です。後半戦は明日です。ぜひ確認してみてください。

そして、横領といったら最近、歴史的な横領がありました。
その横領というのは、もう皆さんご存知だと思います。大谷翔平選手と元通訳の水原一平さんです。あの2人の関係と2人の間で起こった話ですね。
この歴史的横領から、横領そのものについて考えたことをお伝えします。


◾️歴史的横領事件

大谷翔平選手の元通訳水原一平さんが、アメリカの銀行を騙しながら不正送金をしていたという横領です。どこに送金していたかというと、違法賭博業者です。
重度のギャンブル中毒だったんですね。そしてお金があった。自分のお金ではないですが、自分で扱える資産があった。
だからどんどんお金を送り続けて使い続けてしまったという話です。
金額は詳しくは分かっていませんが、とんでもない額ですよね。20億とか24億とかいう金額をニュースで見たことがあります。

ただ横領というものは金額こそこのような規模にはなりませんが、日本でも日常茶飯事です。いろんなところで起こっています。
僕も近しい人がそういう被害にあったとか、クライアントの会社が内部でそういうものがあったとかっていうのを経験したことがあります。意外と起こるんです。

経営者とかその一代で企業を大きくした敏腕経営者の人たちは、結構凄まじい人生を送る人が多いと思います。
そういう人ってだいたいセットで右腕に裏切られるとか右腕にお金を持って逃げられるというのがよくあります。絶対ではないですが、すごく起こりやすいんですよね。

◾️横領はなぜ起こるのか?

木下さんとの対談で議論をしていく中ですごく腑に落ちた話があります。
お金を預けるという行為についてです。
経営者は一人で会社を運営しているうちは、入金管理も支払い管理も全部自分でやっていくと思いますが、会社が大きくなればなるほどどこかのタイミングでお金の管理を経理部長やそれこそ右腕とかに任せる瞬間がきます。
これは管理を任せるということではありますが、もう少し大きい考え方をすると「お金を預けている」ということですよね。決済権を預けているわけですから。
お金を渡すという行為なんです。

これは究極的にはやらないほうがいい。
でも会社という仕組み上は仕方がないんです。
売上げが一日に何百件も入ってくる、月末に何千件もの支払いがある…これはもう経営者がやる仕事ではないですから。誰かに任せなきゃいけない仕事なので、一定確率での横領というのはもう避け難い、そんな状況になっているんですよね。

◾️お金を預けるときの大切な基準

でも当然避けたいですよね。横領される確率を下げたいし、横領されたくないです。
このようなお金を預ける、託すという行為をする場合において、何を基準に考えるといいのか?
ほとんどの場合は、信頼というものに一番重きを置いて考えると思いますが、実はそうではないのかもしれません。ここがすごく重要な視点だと思います。
これは家計でも影響してきます。家計は夫婦という信頼関係で成り立っている部分もありますが、逆に言うと信頼を超えるものがあるということです。
それが何かというと「価値観」なんですよね。

お金の価値観が全く違う人同士がお金のやり取りをすると、不幸なことが起こるしトラブルが起こるよね、ということです。

分かりやすいのが、大谷翔平選手と水原一平さんです。
大谷翔平選手と水原一平さんは全く違う価値観を持ってますよね。
お金に対して、
片や「お金はツールである」ということをしっかりと分かっていてお金に対して何の執着もないような人。大谷翔平選手です。
お金をツールとしてしっかり使って、全国の少年少女に野球というものを見せて、「野球やろうぜ」と言って全ての小学校にグローブ3つを寄贈してるんですよね。お金という道具を上手く使ってますよね。

片や、お金に人生を壊された人ですね。
お金のことを何もよく分かっていなくてお金に操られる、そんな人生を送ってギャンブル中毒になってしまった。
そういう方々がお金のやり取りをして、うまくいくわけがないですよね。

「価値観」これはとても重要な軸だと思います。
当然、信頼も必要だと思いますが、自分の人生の中で一番信頼できる人だったとしても、その信頼は破られる可能性があるということですね。
それはやっぱりお金というもののある意味で悪いところ…魔力とかそういうものがあるんだろうなと思います。

大谷翔平選手と水原一平さんのお金の価値観が擦り合わされていれば、このような事件は起こらなかったわけだし、お金のトラブルを見たとき聞いたときに、当事者同士の価値観はどうなんだろう?ということを見てみると、おそらくほとんどのケースで価値観がずれているんですよね。
だからこの「価値観を擦り合わせていく」というのが最も重要になるんじゃないかと最近は思っています。

◾️お知らせ

【第四回 木下×大河内のズバリお金から逃げるな!!】
[前編]横領の仕組みと家計管理の関係!〜歴史的横領から学ぶ〜


僕のチャンネルで3日間限定価格(2024年5月7日〜9日、Web決済で500円)で配信しますので、ぜひ確認してみてください。
今日の横領の話をさらにガンガン深掘りしていく感じです。
冒頭17分くらいは無料で聞けますので、ぜひそこは皆さんに聞いていただきたいなと思います。
そして後編は明日、木下さんのチャンネルで配信しますのでこちらも確認してください。

それでは本日も張り切っていきましょう。

それでは、素敵な1日を。
最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ✨じゃあね!

ーーーーーーーー

この記事を音声で楽しむには
Voicy : https://voicy.jp/channel/660/

マネリテDAO~信頼できる仲間とお金の話をしよう〜
公式サイト : https://monelite-dao.com/

リンク一覧
https://lit.link/kaoruookouchi

この記事が参加している募集

お金について考える

サポートはいりませんので、SNSで感想を投稿していただけたら嬉しいです。それが何よりのサポートです…! メンションをいただければ、飛んでいきます(๑•̀ㅂ•́)و✧