【ばらちらし】
~市販のお刺身で作る、
簡単ひなまつりパーティメニュー~
3月になりましたね。
最近弊社では、「こんにちは料理酒」を使ったメニューを社員同士でシェアする機会が増えました。
今朝の朝礼では、「いかの塩辛パスタを作りました~!」と報告してくれる社員がいましたが、先日は「ナポリタン」
私自身はスパイスカレーや、煮物・肉や魚の下ごしらえ、デザートなどに使っています。
さて、今月は雛祭りに合わせたメニューとなっていますが、イベント以外の時にも、新鮮な刺身が手に入れば、サクッと作れてパッと食卓が華やぐレシピになっています。
ご紹介くださるのは、Cooking Studio I-e(イーエ)代表・料理研究家の中村美紀さんです。
それでは中村美紀さんの季節のコラムと共にお楽しみください。
*コラムの後にレシピを投稿しております。
<ふくしまごはん歳時記 2023年3月 弥生(やよい)>
【二十四節気(にじゅうしせっき)とは】
太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。
【季節のコラム】
もう年度末、本当に早いものですね。
二十四節気で言う「啓蟄(けいちつ)」の頃になると厳しい寒さも徐々に和らぎ、土の中に隠れていた虫や植物たちが少しずつ太陽の温かさを求めて地表に顔を出します。わたしたちの体も本格的な春に向けて活動的に。軽い運動に、春を探すお散歩もよい季節ですね。
さて、3月といえば、ひなまつり。我が家は娘が3人いるので、お雛様を出すのがとても大変なのですがいつも思い出すのは実家の母のことです。娘の健康と幸せを願い、忙しい合間をぬって親元を離れてからも生まれた時に買ってくれた7段飾りを毎年飾ってくれていました。親の愛というものは本当にありがたいなぁとしみじみ思います。
さて、ひなまつりのメニューをどうしようか悩んでらっしゃる方も多いのでは。そんな時に、お刺身の盛り合わせを買ってきて簡単に作れる「ばらちらし」はいかがでしょうか。厚焼き玉子さえ買うか焼くかすればあとは、混ぜるだけ、のせるだけで華やかなパーティメニューが驚くほど簡単に出来上がります。コツは、こんにちは料理酒とお醤油で薄めに下味をつけておくことと、酢飯の中に刻んだ菜の花や白ごまを入れてごはんも少し味をつけておくこと。市販の五目寿司のもとを使っても。あとは何をどのように飾るかでそのおうち独自の「ばらちらし」が完成です。今はばらちらし用にはじめから切ってあるお刺身も売っていますから、益々簡単に作れそうですね。カップにひとつずつ入れてもかわいく作れます。ぜひお試しあれ。
ではまた来月お会いしましょう。
【ばらちらし】レシピ
~市販のお刺身で作る、簡単ひなまつりパーティメニュー~
■材料:(2~3人分)
ごはん・・・・・1.5合分
寿司酢・・・・・大さじ2
白ごま・・・・・大さじ1
お刺身盛り合わせ・・・1パック
*今回使用した目安:まぐろ2、サーモン3、ぶり2、びんちょうまぐろ2、
ホタテ3、(イカやタイなどもおすすめ)、甘エビ5~6本、いくら適量
菜の花・・・・・3~4本
きゅうり・・・・1/2本
厚焼き玉子・・・50g程度
■作り方
⦁ 下準備
菜の花をゆで、花だけ取ってあとはみじん切りする。
きゅうりはピーラーで薄く縦に削り、軽く塩をして5分ほど置き、キッチンペーパーでよく拭いてからくるくると丸めておく。
⦁ 材料を切る
お刺身、厚焼き玉子は1cm角に切る。
甘エビはしっぽだけ残して丁寧に下処理する。
ごはんに寿司酢、白ごま、刻んだ菜の花を混ぜ、酢飯を作る。
⦁ 「漬け」にして、盛り付ける
お刺身にこんにちは料理酒、醤油を入れて混ぜる。
(甘エビとホタテは漬けにしない)
お重やお皿などにごはんを盛り、まずは漬け→厚焼き玉子→ホタテ→甘エビときゅうり→菜の花→いくら、の順に盛り付けたら出来上がり。
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