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【焼きサバのカレーマリネ】

~青魚の代表、サバを使ったさっぱりマリネ~

異常な暑さが続いた夏に、疲労がたまっている毎日ではないでしょうか。
今回ご紹介させていただく「サバ」は、抗疲労成分として近年注目されている「イミダゾールペプチド」が豊富で、疲労物質を除去して、疲労回復を助ける働きがあります。
レシピでは長ネギを付け合わせしていますが、玉ねぎ+にんじん+ピーマンもおススメだそうです。また「花びらだけ」の代わりに、舞茸・椎茸・白舞茸・えりんぎなどを使っても良いそうです。

さて、今月もレシピをご紹介くださるのは、
Cooking Studio I-e(イーエ)代表・料理研究家の中村美紀さんです。
それでは中村美紀さんの季節のコラムと共にお楽しみください。

*コラムの後にレシピを投稿しております。

<ふくしまごはん歳時記 2023年9月 長月-ながつき>
【二十四節気(にじゅうしせっき)とは】
太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。

■白露(はくろ) 2023/9/8-9/22
陰気ようやく重なり露凝って白し。
大気が冷えて、露(つゆ)ができはじめる頃。
■秋分(しゅうぶん) 2023/9/23-10/7
昼と夜との時間が等しくなる。本格的な秋の始まり。
気持ちのいい秋晴れが続く。

【季節のコラム】
9月になり、ようやく涼しい風が吹くようになりました。
今年の夏は本当に暑かったですね。エアコンの冷気に自律神経がやられてしまい、疲れが出るころでもあります。温泉やサウナに入るなどしてそろそろカラダを温めておきたいところです。
さて、9月は「サバ」を使ったレシピです。
残暑のある中、食欲があまりないという方におすすめなスパイスをきかせたエスニックなお味。カレー粉の他にクミンとこんにちは料理酒を足してさらにスパイシーなつけだれに。
サバの臭みを取るのも、こんにちは料理酒が有効です。
サバなどの青魚に含まれるDHA・EPAは、血をサラサラにし、コレステロールの値を下げ、善玉コレステロールを増やしてくれます。血の巡りが悪いなぁと感じている人にはぜひ青魚を。
今回のレシピも、思っているよりとっても簡単なので
ぜひ作ってみてくださいね。
それでは、また来月お会いしましょう。


※参考資料:にっぽんの七十二候(枻出版社)春夏秋冬・土用で暮らす。
(富田貴史・植松良枝著 主婦と生活社)暦生活 https://www.543life.com/seasons24/
■レシピ監修:Cooking Studio I-e(イーエ) 
料理研究家 中村美紀HP: http://www.studioi-e.com/
オフィシャルブログ:ミキティママの「人・食・酒が人生の三種の神器」https://ameblo.jp/cookingstudioi-e/

【焼きサバのカレーマリネ】

~青魚の代表、サバを使ったさっぱりマリネ~

■材料:(4人分)
サバ・・・3枚におろししたもの1尾分
長ネギ・・1本
お好きな茸(今回は花びらたけを使用)・・適量
塩・・・・少々
こんにちは料理酒・・・大さじ1
片栗粉・・・・大さじ3
オリーブオイル・・・大さじ2
★つけだれ
めんつゆ(3倍希釈)・・・大さじ3
水・・・・大さじ3
こんにちは料理酒・・・小さじ1
カレー粉・・・小さじ1
クミン・・・小さじ1/4
唐辛子・・・1本

材料

■作り方

  1. 下ごしらえ
    サバは1/4~1/5に切り、塩を振り、こんにちは料理酒をふる。長ネギは3cmくらいに切る。キノコは食べやすいサイズにほぐしておく。

下ごしらえ

2.つけだれを作る
ボウルに、つけだれの材料をすべて入れて混ぜる。

めんつゆに水とこんにちは料理酒を入れる
カレー粉、クミン、唐辛子を加える
サバに塩とこんにちは料理酒をふる

3.焼く
サバの水分をふき取り、片栗粉をまぶす。
フライパンにオリーブオイルをひき、サバ、長ネギ、きのこを焼く。

サバに片栗粉をまぶす
フライパンで材料を焼く


火が通ったら器に並べ、つけだれをかけたら出来上がり!

完成!

■こんにちは料理酒を使うポイント
・サバの嫌な生臭みを消します。
・めんつゆに少し足すと深みのあるたれになります。


こんにちは料理酒

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