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2021シーズン 明治安田生命J1リーグ 第24節 浦和レッズvsサガン鳥栖(H)

結果は2-1の勝ち。

メンバー

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4-2-3-1。酒井、平野がスタメンへ。まさかの西が左SB。

ざっくり試合内容

前半
はやり少々3バック相手に押され気味の展開に。開始早々にあわや得点かというシーンがありましたが西川のスーパーセーブで難を逃れる。

相手のプレスが上手く躱せないため、前にボールが運べず後ろで回すばかり。

しかし時間とともに徐々に前へボールが運べるように。固執していたショートパスだけでなくロングボールを増やすことで相手の裏を突いたり、明本、江坂が上手くポストして崩すようなシーンが増えてきました。

そして前半36分欲しかった先制点。中央辺りから槙野の前線へのパス。江坂が胸で前にフリックしたボールを明本が前にドリブル。右足で打ったシュートはゴール左へ。

このままリードで終えれるかと思っていた前半終了間際、一番やってはいけない失点をしてしまい同点に。後半優位に進められると思っている中の失点は辛い。

後半
後半も飲水タイム前は鳥栖が一方的に攻め込む展開に。ただ飲水タイム後、鳥栖側の3枚同時交代辺りからこちらのチャンスが増える。

鳥栖側のファウルが増え流れを掴みかけていたところで80分に大久保がファウルを受ける。FKによるチャンスで蹴ったボールがどちらにも収まらず、ヘディングでお互い競り合っていたがエリア内で明本がファウルを受けPKゲット。

PKはキッカー江坂。冷静に威力のあるシュートを左に叩き込んで鳥栖を突き放す。

その後はお互いチャンスを作るもののしっかりと締め切り試合終了。久々の勝利を駒場で掴み取る。

◎GK
・西川
止めなければ失点のシュートを2本スーパーセーブ。雨の影響もあるのかキックミスが多かった。

◎DF

・酒井
ついに浦和でのデビュー。オリンピック後にも関わらず精力的に攻守で動いてくれた。クロスは残念クロスだったが前線への顔出しは相手への圧力に。
・岩波
ピンチもあったがなんとか1失点で抑える。長いキックや縦パスが多いのはよいが逃げのロングフィードは改善の余地あり。
・槙野
先制点は槙野のパスから。序盤は守備で怪しいところはあったが徐々に締まるように。問題はショートパスで逃げすぎる点。
西
驚きの左SB。相手のプレスが強い時間帯は目立たなかったが隙があるときは縦への効果的なボール出しが光る。しかし守備では軽さが気になる場面も。

◎MF
・田中
前半何度か見せ場を作るもののやはり判断の遅いシーンが見られる。後半は消えてしまった。
・平野
いきなりのJ1デビュー&スタメン。序盤は試合にあまり入れなかったが徐々にフィットして良さをだせるように。中央でボールを受けて前へ効果的なパスを出すという良さはみせていた。
・伊藤敦
今日は全体的に低調な出来だった。守備に奔走するものの攻撃面では効果的なプレーはなかった上、失点時にポジショニングミスで相手をフリーにしてしまう。解説でも言っていたが中央で積極的にボールを引き出すプレーをして欲しい。
・大久保
我慢の時間帯も多かったなか積極的な仕掛けで良さを発揮。ゴール前でのアシストになりかけたヘディングや縦への突破など今後に期待できるプレーを随所に見せる。

◎FW

・江坂
2試合目にてPKながら初得点。彼の持ち味であるチャンスメイクやゴール前の仕事を見せてくれた。先制の胸フリックは芸術品。
・明本
ポジション適正としては栃木でプレイしていた位置なので問題ないが久々の位置でも持ち味を発揮。1点目、PK奪取のプレーともに彼らしいガッツあふれるプレーが見られた。スプリントは両チーム最多の34回。

◎控え
・関根(72分 田中と交代)
守備での積極的な追い込みはよかったが、やはり攻撃では簡単に奪われるシーンが多い。このままでは優先順位が下がる可能性もある。
・柴戸(81分 平野と交代)
途中交代ではあるがボールを受けて前を向く姿勢は見せた。
・汰木(81分 大久保と交代)
残り時間を考えたプレー。タイムアップギリギリのところでの仕掛けは…。
・ショルツ(90+3分 江坂と交代)
ついにデビュー。本格的なお披露目は次回か。

全体的な感想

やはり前半はかなり不安になりながら試合を見ていましたが案の定ピンチに。ただ札幌戦に比べゴールへ迫るシーンはありまだストレスは貯まらなかったですね。

前半先制していい感じに進めていたのに前半終了間際に失点した時はまたかよと思いましたがなんとか後半PKですが突き放すことに成功してほっとしました。佳穂、ユンカーが居ない中勝ち点3を取れたのは非常に大きいです。

試合終了後に相手監督が判定に文句をつけていましたが、今日は相当鳥栖側が優遇されていたのにケチをつけるのはどうかと。相手の小泉は下手すればカード3枚分出ててもおかしくないファウルしていたことは覚えていないようです。

平野は序盤ゲームに入れていませんでしたが、徐々に縦パスを付けれるようになっていましたし数試合こなしてスピードになれれば結構やれそうな予感。
酒井に関してはもうちょい体調が良くなればもっとやれるでしょう。
ショルツも今日出場しましたがCBをローテ出来るようになったのは非常にいい材料。
あとは木下がどうなるかで得点ももっと上がっていくんではないでしょうか。

次は天皇杯で8/18の京都サンガF.C.、次節は8/21 アウェイの徳島ヴォルティスです。どちらも落としたくない一戦。新戦力がどこまで融合できているか要チェックです。

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