海の顔
高校生の頃は、海といえば瀬戸内海だった。
(今住んでいるのは、海なし県だが)
潮の流れの速い場所以外は、波頭さえ見えないおだやかな海である。
(春の海 ひねもすのたり のたりかな<与謝蕪村>・・・の様)
太平洋の波を見たときは驚いた。
沖合からすでに波頭が白く現れ、帯状になって押し寄せて来る。
のこぎりのような岩礁にタックルするかのごとくぶつかり、裂けて砕けて飛び散る。
(大海の磯もとどろによする波われて砕けて裂けて散るかも<源実>・・・の様)
高校生の頃は、海といえば瀬戸内海だった。
(今住んでいるのは、海なし県だが)
潮の流れの速い場所以外は、波頭さえ見えないおだやかな海である。
(春の海 ひねもすのたり のたりかな<与謝蕪村>・・・の様)
太平洋の波を見たときは驚いた。
沖合からすでに波頭が白く現れ、帯状になって押し寄せて来る。
のこぎりのような岩礁にタックルするかのごとくぶつかり、裂けて砕けて飛び散る。
(大海の磯もとどろによする波われて砕けて裂けて散るかも<源実>・・・の様)