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僕が尊敬する人を作らないワケ

こんにちは。

みのりです。
今日は久しぶりの休日で、渋谷スクランブルスクエア内のTSUTAYA BOOKSTORE にいます。

さて今日は【僕が尊敬する人を言わないワケ】というお話をします。

尊敬は脳停止の一歩手前

ある時の、ライブ配信で「みのりさんの尊敬する人はいますか?」と聞かれました。
ちょうど僕が自分の考え方を話していたので、おそらく
「その考え方に関して、誰かメンターがいるのでしょうか?」といった質問だと思います。

そこでつらつらと話したことを今日は文章にしていくわけですが、

結論、「具体的な1人はいません」
いろんな考えに触れて、徐々に形成されたものなので、
誰かと言われると誰も思いつきません。

ただし、その根幹になった考えは経済評論家の尾原和啓さんという方からきているかもしれません。

『モチベーション革命』『ネットビジネス進化論』『プロセスエコノミー』などを書かれています。(全部面白かった)

尾原さんが何かの本に言っていて、
僕がすごく納得して今でも多用している言葉があります。

自立とは、誰にも依存しないことではなく、依存先を増やすことだ

この言葉の真意は、また別の話になるので割愛しますが、
今日の話でいうと、
自分を支えるものはたくさんあった方がいいよ。その方が結果として自分らしく生きられる。

みたいな意味で捉えてくれればと思います。

僕は依存先を増やしまくって、揺るぎない自分を形成してきた自負があります。


例えばの話をします。

僕の後輩が僕のことをめちゃくちゃ尊敬してくれていたとしましょう。
(それは現実であれ)

僕が「今は複数の仕事を持つべきだよ」とか「まず1円を自分で作ってみなさい」とか言うわけですよ。
(普段はほぼ言わない)

まあ正しいっぽいことを言っていますし、実際にそれを実行しているタイプの人間ではあります。

続いて、
「周りの環境が大事で、優秀な人に刺激を受けられるから東京に住むべきだよ」
「自己投資が大事で、若いうちなんて貯金して手元に置いてあってもお金の価値は下がる」
みたいなことを言ったとしましょう。

これが尊敬する人が僕しかいない人は、
「確かに!」ってなって信じちゃうわけです。

実際、間違っているわけではないし、正解になり得るセリフではあると思いますが、唯一の正解ではないですよね。

つまり特定の尊敬する人を持ってしまうと、
その人を否定する材料不足になるんです。

こんな判断、簡単だと思う人もいるかもしれませんが、
実際目の前で、尊敬する人がそれを熱弁してきたら、
かなりの割合で「確かに!僕もそう思います!」ってなります。マジで。
なんなら言わせる自信がある。

しかし、人それぞれ全く同じ人生は歩めない中で、
1人の意見を信じることは、自分の人生を生きることの邪魔になり得ます。

その人が落ちぶれたら、自分も落ちるだろうし、
その人が悪いことをしても、尊敬し続けた自分を否定したくないから、
「あの人は悪くない」と擁護派に回ってしまうかもしれないんです。

この脳停止状態になることを恐れて、
僕は特定の尊敬する人を設定していません。

横並びで尊敬する

じゃあ別の角度から話をしましょう。

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