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【Day17:予想外のきっかけ】

地域おこし協力隊として、地元の福岡県八女郡広川町にUターン。
2022年1月より、学習教室「irodori Study Lab」を運営している井上涼です。
irodori Study Labでは、ICTを活用し、一人ひとりの興味関心に合わせた探究学習、そして、英語学習を通して「想定外の未来をつくる」ことをコンセプトに活動しています。

今日は広報について。
地域で、「学習教室始めました!」っていっても子ども、保護者へ直接広報するのってすっごく難しい。

チラシを配るとなっても学校に持っていけば、はい!ってですぐ配ってもらえるわけではなく、必ず教育委員会を通して確認を取ることになっています。子どもたちってとっても守られている。

やっと学校へ配れると思っても、うっかり配るのを忘れてしまっている先生やクラス棚に置いたままの先生たちもちらほら。(うちに来ている子の一人はこれまで3回配ったのに一度もチラシを見たことがないと言っていた。(残念ながら配られていません…)先生たちは目の前の業務に必死なので、他から来たチラシとかうんざりされているかも、、。すみません。

じゃあ、いきなり町に出て子どもたちに、「チラシどうぞ〜!」っていってもただの怪しいおじさん。通報されかねないしかえって悪印象、、。

保護者世代も昼間は仕事してるしコロナもあって子ども会や保護者が集まりそうな場所もない、、。

サービス立ち上げても周知するのめっちゃ難しいやん!!!!!
ほんと、どの事業でも周知、広報って大変。

幸いにも広川町民の多くが通る県道沿いにのぼりを立てているけれど、まだまだ全然周知ができていない。

さあ、どうする!
そんな僕はおじいちゃんおばあちゃんへだったらまだ届けられやすいかも?!と思ったのです。

しかも、広川の人たちはいい意味でおせっかい。子どもの時からたくさん可愛がってもらっていました。もちろん昔からのつながりだからってこともあるだろうけど、見返りも求めずめちゃくちゃ宣伝してくれる。

実際に、毎日散歩をしていたらあるおじいちゃんと仲良くなって、そこから今となってはお孫さんが来てくれている。地域での口コミを増やすって本当、こういうことの積み重ねなんだと思う。
サービスの内容というよりは、誰がやっているのか、どんな思いでやっているのかっていう人の中身を重視して見られている気がするし、自分も学習教室のことに関してこの人には話してこの人には話さない、じゃなくて、会った人みんなに呼吸するかのように「こんなことやってるんすよね!」「だからまちをこんなふうにしたいんです!」って話し続けることはめっちゃ大事だし、これまですっごくお世話になってきたおじいちゃんおばあちゃん世代に役に立てることがあればなんでもやっていきたいな。

先生や保護者、子どもたちへの広報と同時にいろんなところへアンテナ張っていく。

スマホ講座とか、パソコン講座とか、あそこのおじいちゃん、おばあちゃんがこんなこと悩んどらしたよ!ってお話聞いたら待ってます。


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