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温泉本の秘密(2)背番号のない温泉

 前号でご紹介したように「別府八湯温泉本」第1号には別府を代表する竹瓦温泉や鉄輪蒸し湯は掲載されていません。
第1号が発行された2000年6月25日時点では「別府八湯温泉道」はスタートしておらず、別府を訪れたお客様に多彩な温泉を味わってもらおうとホテル・旅館などがお互いの温泉を開放、そのため「別府八湯温泉本」第1号には市営温泉やジモ泉は入っていませんでした。
”無料入場券”がついた温泉本はお得感がありベストセラーとなりました。
詳しくは「別府八湯温泉本No.1」をご覧ください。

「別府八湯温泉本」をお持ちの方は各温泉施設に背番号(No.)が振られていることをご承知と思いますが、第一号の温泉施設には「別府八湯温泉道」が始まる前で背番号がありません。
したがって第1号のみに参加した3施設には背番号がありません。
 鶴見園グランドホテル(南立石)
 べっぷ虎屋(南立石)
 えびすや旅館(明礬)

(1)鶴見園グランドホテル:西の宝塚と称された鶴見園にあった。

鶴見園グランドホテル

※2001年に廃業して商業施設になっています。

鶴見園跡地

(2)べっぷ虎屋
 鶴見園の近くにあった「べっぷ虎屋」は立派な和風旅館で、瓦付きの塀の一部がマンションに使われています。

虎屋跡地

(3)ゑびすや旅館
 明礬温泉の入り口に位置する「ゑびすや旅館」は明治7年創業の老舗旅館ですが、立ち寄り温泉「湯屋えびす」や三種類の地獄蒸しタマゴ「三徳たまご」がなど新しい取り組みにも熱心です。
「湯屋えびす」は1号から22号まで掲載されています。

ゑびすや旅館


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