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【開発秘話】 デザイン会社が入浴剤+アプリ事業を始めた理由を告白

こんにちは、Onsen*編集部です。

今まで様々なメディアや、いろいろな方のnoteでご紹介いただいたOnsen*ですが、アジケ代表が「Onsen*が生まれた理由」について、以下のコンテンツで伝えておりました。

この「ラヂオ社内報」とは、コロナ禍によるテレワークの増加によって、社員とコミュニケーションを取ることが難しくなった代表が、PodCastで配信を始めたものです。

社内報と言ってもオープンにしていますので、社外の方にもお気軽に聞いていただきたいコンテンツです。

このラヂオ社内報の内容を、noteでもお伝えします。

(文章で伝わりやすくなるよう、音声の内容に一部加筆修正を施しています)

入浴ヘルスケアブランド「Onsen*」を作った理由

こんにちは、梅本です。

9月2日水曜日、北九州は台風です。

ものすごい風が、今来ていますね。

今日のラジオは午前中じゃなくて、打ち合わせが続いていたので、夕方に話してます。
台風ですが、皆さんが無事に仕事できていれば嬉しいです。

アジケは東京・北九州の二拠点あり、代表は拠点間を行き来して仕事をしていましたが、コロナ禍の影響で最近はほとんど北九州で過ごしています。

9月1日にアプリをリリースしました。
お風呂の中で使う「Onsen*」というアプリです。

「なぜこのアプリを作ったのか?」という声が社内からあがりました。
ちょうどアプリのプロダクトの責任者である佐藤君の記事がDiamond Signalで紹介されていたので(※)、そのあたりについて、少し話をしようかなと思います。

※ Diamond signal で取材された佐藤の記事
 https://signal.diamond.jp/articles/-/343

名前は「Onsen*(オンセン)」という名前にしてます。
商標も無事登録取れましたので、アプリで「Onsen*」という表記を使っても大丈夫です。

新規事業部は確か2018年下旬、正式には2019年の1月からスタートしました。

うちの会社(アジケ)には、UXデザイン事業部と新規事業部の二つがあります。
私が今、新規事業部の責任者です。

もちろんUXデザイン含め会社全体の責任とかも負っているんですが、基本的には新規事業部の責任者として動いていました。

改めて事業を始める時に思うのですが、どんなサービスがいいのかとか、どんなユーザーの「不」に気づけばいいのかが、ものすごく難しいですね。

既存事業のデザインに関して役立つサービスや、UXデザインに追加する(UXリサーチのような)事業だと、当然事業としては成立しうるかもしれないですけが、そこじゃないトライをしてみようという話がありました。

UXデザイン事業を大きくしていくのはUXデザイン事業部に任せています。
我々アジケは社名通り「味気ある世の中を創っていく」会社なので、自分たちでそんな事業をつくろうとなりました。

本質的な課題に向き合っていきたい、自分たちの得意分野を使ってそれに向き合っていきたいということから新規事業部のはじまりです。

2019年の1月当初は、いろいろな判断軸を用意して新規事業のアイデアを300ぐらい出しました。

その中で事業化したのが、4つぐらいあります。

事業化と言っても、PoCみたいなものです。
これいけるかなとか、小さな課題や気付きを探すタイミング、いわゆるひとり目のユーザーを探してます。

この人の琴線に触れたなとか、この人の悩みめっちゃ解決できそうだな、みたいな。
事業を成功させるために「ひとり目のユーザーを探せ」とよく言われているんですが、それがめっちゃ難しいことを本当に実感しています。

昨日リリースしたOnsen*という入浴アプリは、自分と向き合う時間を大事にしてほしいというのがテーマです。

(編集補足)Onsen* は入浴を通して心身が整う体験を習慣化する事業です。
具体的には入浴剤とアプリを使ってその体験を提供します。

私は温泉がめちゃくちゃ好きです。
このアプリを出すにあたって、(どの入浴剤を取り扱うか探すため)入浴剤をたくさん使いました。
体を温めると睡眠の質があがることを学習していたからです。

そのため、一番重視して確かめていたのは、どの入浴剤が本当に体を温めるのか。

今回このアプリを使って睡眠に効くって、当然、薬機法的には言えないです。
もちろん薬機法がなかったとしてもそれが「効く」とも、「絶対に効きますよ」なんてことを言うつもりもないです。


そして、自分で入浴剤を使って、お風呂の時間を意図的に測って入浴すると体をしっかり温めて寝ることがすごい大事だってわかりました。

「どの入浴剤を使えば、本当に体が温まりやすいのか」みたいな軸で、いろいろな入浴剤を探して、選びました。

入浴剤をいつ、どれぐらい入ればいいのか。それをアプリが手助けするようにしました。

またコロナの影響もあるんですけども、睡眠に悩んだり、情報の多さに悩んだりしてます。

楽しいじゃないですか、Twitterとか見てても。

思わず時間をめちゃくちゃ消費しちゃうんですけども。
止めようと思っても、なかなか意思の力では止められない。

一日二日は当然やめられると思うんです。

絶対やめるというのは、本当に難しいと思ってます。

なので、せめてお風呂の時間ぐらいはアプリを使ってもいいけど、「自分に向き合う時間のために使う」っていうお風呂の活用の仕方をしてもらえないかな、と思ってこのアプリや入浴剤を作ってみてるわけなんですね。

大ヒットする、させたいかー!みたいな気持ちは…

もちろんあります。
ただ大ヒットという部分では「ない」かもしれませんね。

これが事業としてうまくいかそうとは、もちろん思ってますけど。

このアプリ・サービスに関しては、誰かの悩みを解決するよりも、自分が本当に眠りに悩んでました。
他の人も悩んでるんじゃないか、もしかしたらお役に立てるんじゃないかな、みたいなところかですかね。

そういった、自分の内発的動機からスタートしているので、少しワクワクしています。

他の新規事業もトライして、担当は当然分けながらやって、それを包括的に見ていく。

ひとつのプロダクトに対して集中はまださせていないんですけども。
どれかが行けそうだと思ったら、そこにリソースをガンと一気に投入したいと思っています。

Onsen*というアプリも、今反応としては、すごく嬉しい反応をもらっています。

ひとり目のユーザーの悩みを、しっかり解決していくようなトライ中です。

今までB(ビジネス)向けビジネスをしていたので、どっちかと言えばC向け(一般消費者向け)のサービスを、自分で運用するのは向いていないんじゃないかって思ってはいるんですけど(笑

ユーザーのみんなと一緒に、こんなコンテンツがいいんじゃないかとか、こういうアイテムがいいんじゃないかみたいな、やり取りができると幸せだなと思います。
そういう事業に取り組んでいきたいと思っています。

社内のみんなも、もちろんデザイン事業を楽しいと思ってくれてると思っています。

一方でOnsen*のような新規事業があると、部署間を行ったり来たりできるようになるでしょう。

そういう環境を用意して、自分の得意分野で活躍してもらう選択肢が広がればいいかと考えてます。

コロナ禍でなかなか集まれないけど、同じ目標みたいなものを見つけながらまた進んで行ければなぁと思っています。

すみません、長くなっちゃいましたね。

今週は、もう水曜か。

週の真ん中ですけど、引き続きよろしくお願いします。

おわりに

デザイン会社がOnsen*を作った理由。

デザインを生業にしている会社が、今なぜ入浴に関するサービスを創り出したのか。

私自身、Onsen*のことを知った時に「なぜ?」と思ったことでしたので、いつか皆さんにも、このことをお伝えしたいと思っていました。

実際に代表の声で聴いてみたいという方は、ぜひこちらからお聴きください。

Onsen*からのお知らせ​

大分県別府市のふるさと納税の返礼品としてOnsen*の薬用入浴剤「デイリーミネラル」10包セットが掲載されました。
入浴剤には別府温泉で採れる天然の湯の花エキスを配合しています。
▶︎ さとふる , ふるぽ にも掲載。

福岡県北九州市のホテル「西鉄イン小倉」にて、Onsen*入浴剤付き宿泊プランを開始しました。
お部屋でアプリと入浴剤を組み合わせた利用はもちろん、お土産としてもお持ち帰りいただけます。

Onsen*アプリに、新しく古典の朗読メニューも加わりました。

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▼ Onsen* Store / ブランドサイト
(公式サイトでの入浴剤のご購入はこちらから)
https://on-sen.jp/

▼ App Store Onsen*
(アプリのダウンロードはこちらから)
https://apps.apple.com/jp/app/id1468066358

▼ Onsen*amazon公式ショップ
(amazonでの入浴剤のご購入はこちらから)
https://www.amazon.co.jp/onsen

▼ Onsen* Twitter
https://twitter.com/onsen_cure

▼ ストーリーを実現するUXデザイン会社|株式会社アジケ(ajike)
https://ajike.co.jp/

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