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茗荷

この時期になると、地域密着型のマイナースーパーに、ビニール袋パンパンの茗荷の茎というものが出回る

デップリと、身の詰まった茗荷ではなく、スカスカとまではいかないが、商品としては...というB級品

これに、鰹節を散らして醤油を垂らすだけ

バクバクいけちゃう

茗荷を主役として食する方がどれだけいるのか

歯ごたえとほのかな香り

私、茗荷なんて人生の半分を生きてから味わえるようになりました

玉ねぎの親戚か?
長ネギの親戚か?
単なる香味野菜として、独断では主張できないランク外の野菜なのか?

人生の中で、茗荷を食べなかったからといって、どうなるものでもありません

控えめな芳香と、シャリシャリとした食感
長ネギでもなく、玉ねぎでもない
らっきょうのように、酢漬けがスタンダードでもない

脇役を主役に見出すのって、他者しかないのかな?と
本人だけでは力が乏しく....

そんな他力というと語弊はあるが、お宝はそこかしこに埋まっている




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