見出し画像

冷たいロマンチストもいれば、温かいリアリストもいる

相互フォロワーのFIREサラリーマンみかん🍊さんが、13日の読書会を紹介してくれました!

ありがとうございます!
自分で告知した時よりも緊張してきました(笑)。

せっかくなので、再度告知。

テーマ:「読んでいない本について堂々と語る方法」を読んで、noteに生かす方法を考えてみる
日時:2024年7月13日(土)20:00~
場所:Ⅹスペース(オンラインのみ)
参加費:無料
課題本:
「読んでいない本について堂々と語る方法」(ちくま学芸文庫、ピエールバイヤール著、大浦康介訳)
対象範囲:第1章~第2章
     (第3章は、7月下旬~8月上旬頃で。全2回の予定)
参加方法:
からスペースに参加。

途中入退室・聞き専OKです。課題本は、読んでいても読んでいなくてもOKです。タイトルが「読んでいない本について堂々と語る方法」ですから(笑)。ということでお気軽に。

みかん🍊さんには、その前の日も「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の読書記事を紹介していただきました。連日恐縮です。ありがとうございます!!!




最近のみかんさんの記事は、非常に示唆に富んだ記事が多く、また実験的なものが多い気がします。
とくに、【全力記事!】とある記事は読み応えがあって、考えさせられます。問いの切り口が好きです。あーその問いってどう考えるかなというのをあれこれ考えたくなります。


みかんさんが、橘玲さんの特集記事を出していたことがありました。

橘玲さんって本屋でよく見るので気にはなっていたのですが、いかんせん著書が沢山あったので、どれから行ったらいいのかわからなかったんですよね(笑)
著書が多い作家で、気になるけどどれから行ったらいいかわからないがゆえに手を出すのを躊躇してしまうことがありますよね(ない?)。私は、そういうのが多くて、割と有名なのにまだ一冊も読んでいない作家がたくさんいます(笑)
推しの作家がいるクリエイターさんは、初心者が最初にその作家のどの著書を読んだらいいかをお勧めする記事を書いたらいいんじゃないかと思います!(私が読みたいだけ)

はなしがそれたので


さて、みかんさんの記事ではロマンチストとリアリストが出てきます。
同記事では、

ロマンチスト・・・耳障りのいい言葉をかけてくれる人

リアリスト・・・耳が痛くなる現実を突き付ける言葉をかけてくる人。

と定義されています。

そして、ロマンチストとリアリストの両方を持っていた方がいいよ!と言っています。

相変わらず考えさせられるこというなぁと思い、ちょっと考えたことを書いてみようと思います。

ロマンチストというと、夢や希望があって、なんとなく情熱的で温かいイメージがあります。
一方で、リアリストというと現実主義的で、ある意味残酷な冷たいイメージがあります。

しかしよく考えてみると、実際は、冷たいロマンチストもいれば、温かいリアリストもいるのではないかという気がしてきました。

つまり、冷たいか温かいか、優しいか優しくないかということと、ロマンチストかリアリストかということとは、全然別の話なのではないか

例えば、耳障りのいいことを言う人がロマンチストなのだとしたら、耳障りのいいことばかりを言っていた場合、本当は相手が最も知るべきことを言っていない可能性があります。

一方、リアリストは、現実に即したことを言うのだとしたら、相手にとっては耳が痛いけど知っておいた方が良い情報を提供していることになるのかもしれません。


もう一つ、相手との距離感というのもある気がします。

夢や希望を語るロマンチストは、相手との距離感を近づけているような気がしますし、現実を語るリアリストは、相手との距離を取っているような気がします。

距離感が近いと相手は優しい印象を受けるでしょうし、距離感が遠いと冷たい印象を受けるのはまあそうなのではないかと思います。

そうするとやっぱり、ロマンチストは温かくて、リアリストは冷たい?


ただここで気になるのは、ある人との距離感を近づけすぎると、他の人との距離感は遠くなるのではないか、ある人とのつながりを強固にしすぎると他の人との分断を強くするのではないか、ということです。


例えば、ロマンチストがある人の夢や希望をすごく応援したとする。その人は勇気づけられる。あ、この人はすごく自分のために親身になって夢を応援してくれる。なんて優しいんだろう。

しかし、つながりを強固にしたロマンチストはこういうかもしれない。

「あなたの夢を否定する現実的な人とは関わらない方がいい」

このロマンチストが本当に優しいのか、温かいのか…?となると思わず考え込んでしまいます。

ある人とのつながりを強固にしすぎることは、他の人との分断を招く


これは完全に悪いわけではありません。リソースを集中させるという意味では、まずは周りのノイズを除去したほうがいいときもあると思います。

そう「ノイズ」。そういえば「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」にも出てきました(笑)。「ノイズ」は、余計だと思っている情報です。しかし、本当に余計なのかは実はわからない。

極端なロマンチストにとってはリアリズムがノイズであり、極端なリアリストにとってはロマンチシズムがノイズです。

そうすると、優しさや温かさは、この「ノイズ」のさじ加減をその人のために調整できることなのではないか?

つまり、その人にとって「ノイズ」は除去したほうがいいのか、適量の「ノイズ」を含んだ方がいいのか、そこを考えあげられるのが優しさかもしれません。

そうすると、温かいか冷たいか、優しいか優しくないかとロマンチストかリアリストかはたぶん関係がない。

だから、冷たいロマンチストもいれば、温かいリアリストもいる。


そして、みかん🍊さんの記事の結論。
ロマンチストとリアリストの両方を持っていた方がいいよ!でした。やっぱりまさにそのとおり!という感じです。

あと、振り子理論も共感できました。両極端を考えて、バランスを考える、ただ何も考えずに真ん中をとりゃあいいってわけじゃないんですよね。このあたりは、そのうち別の記事にできたらと思います。



ということで、ロマンチストなリアリストか、リアリストなロマンチストになって、ノイズをちょうどいいさじ加減で取り入れながら、
今日一日を最高の一日に







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?