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介護保険外サービス起業コンサル

はじめに

※2022.5.29加筆

初めまして。

小野祥明と申します。

現在介護保険外サービス事業を始めて3年になります。※2018.9〜

振り返ると何もわからないところからスタートして、もがきながらガムシャラに過ごしてきました。

社会福祉法人に介護福祉士として務めてから15年。

その間に、ショートステイ・特養・デイサービスと勤務しながら介護支援専門員や福祉住環境コーディネーターの資格もとりました。

福祉の勉強や経験を積むほど制度の枠の中で対応することの、もどかしさが出てきました。

もっと自由にサービスが提供できれば。。

何度も思いました。

そんなある日、思いました。

それなら自分でサービス作ればいいじゃん!

そう思い立ってすぐに会社をやめました。

しかし、辞めたものの最初は仕事は全くありませんでした。

当たり前です。

知識も経験も人脈もない中で起業したもので最初は誰からも相手にされませんでした。

それでも続けていく中で少しづつ道が開けてきました。

今では

介護保険外事業の他に

起業コンサル・ロゴデザイン・SNSコーチ・企業セミナー講師など福祉だけではない分野でも活動しています。

私のように、何もないところからスタートする方のために今回の記事を書いています。

まずは、介護保険外サービスの起業までの概要を説明します。記事の最後までお付き合い下さい。

1.介護保険外サービスとは何か

その名の通り介護保険が適用されないサービスです。
介護保険内では適用できないことでも自由度の高いサービス提供ができます。また、この介護保険外サービスを提供することにより得られるメリットも多々あります。

2.介護保険外サービスを提供するメリット

「自由なサービス」
介護保険サービスは、介護保険制度内と決まっています。そのため、介護認定されていない高齢者にサービスを提供することはできません。
しかし、介護保険外サービスでは、そうした高齢者(高齢者以外でも可能)へサービスの提供が可能となり、より自由なサービス提供ができます。

「安定した売り上げ」
顧客に選ばれお客様が増えると、サービスの利用回数も増えます。介護保険は単価が決まっていますが介護保険外サービスは料金設定も自由です。客単価を上げることも可能なため売上が増加します。
その際、地域の状況や高齢者から求められているものでニーズに合ったサービスの選択や提供が必要になります。

「質の高いサービス提供」
客単価を上げることで一人一人のお客様に対して、ゆっくりと関わることができます。本当のお客様のニーズやご本人も気付いていないベネフィット(潜在的欲求)にも対応することができます。

「開業資金が安い」
自宅でも開業可能です。必要経費を抑えて開業することができます。


3.介護保険外サービスの種類

介護保険外サービスは大きく5つに分かれます。

「市区町村独自サービス」
移動理容室・美容室。外出が難しい高齢者に向けて、理容室・美容室が移動してサービスを行います。価格目安は、大体1回で500~2,500円ほど。ほかには、ひとり暮らしの方向けの通報機器のレンタルなど。価格目安は月1,300円ほど。

「地域支援事業」
運動や他者との交流などセンターに通って受けるサービス。価格目安は無料〜400円ほど。ほかには訪問サービス。事業者やNPOのボランティアスタッフが、自宅に来て掃除や食事の手伝いをしてくれます。価格目安は、200~250円ほど。

「介護サービス事業者」
介護施設から一時帰宅した時の世話や外出時の付き添い。介護保険サービスでは難しい身体介護を行います。価格目安は、2,000~4,000円です。

「シルバー人材センターや社会福祉協議会」
シルバー人材センターでは、話し相手や食事の準備、掃除などのサービスを提供しています。価格目安は、1000円ほど。社会福祉協議会の場合、掃除や料理、洗濯などの家事サポート 価格目安は800円。車いす介助や付き添いなどの介護サポート 価格目安は1,000円。

「民間企業」
移送サービス。買い物や通院の際、介護タクシーを利用できるのです。そのほか、コンビニが行う配食サービスというものもあります。配食サービス。ヤクルトや郵便局による高齢者の安否確認サービスなど。個人でもサービス提供可能です。はじめは副業から始めて売り上げが上がれば独立などもできます。

4.介護保険外サービスの3つの柱

「訪問サービス」
家事援助や介護保険適用でない場合の身体介護などのサービスです。本人だけではない部分での援助も可能です。

「外出支援サービス」
病院受診の付き添いや買い物、映画やお墓参りなどなど。お一人で外出することが難しいことでも、付き添いがあれば外出できます。本人がやりたいことを諦めずに楽しみを持って過ごしていただけます。日々の楽しみが増えるとリハビリや日常生活での笑顔も増えます。
ご家族がお忙しい場合やお一人暮らしの方など様々なケースに対応することが出来ます。
理美容や整体・整骨院、鍼灸院、歯科医院などの他の職種との連携やコラボも行うとより一層、仕事の幅が広がります。

「代行サービス」
買い物代行など本人に代わって行うサービスです。電球交換やごみ捨てなど、ちょっとしたことをサービスにいれると喜ばれます。

5.事業内容設計

コア
自分の軸となることは何なのか?そして自分の強みとは何なのか?それを掛け合わせることでビジネスモデルが確立できます。無名でも影響力がなくても1からスタートしていける事業が介護保険外サービスです。

コンセプト
コアが決まればコンセプトです。サービスを提供する場所、内容、選ばれる強みなどを一言で説明できますか?コンセプトを明確化していくことで事業として認知してもらえるようになります。

SNS
これからのビジネスはSNSでの発信が必須です。何のSNSを使いどのように発信していくか。そして自分に合ったツールとは何なのか?そこを考えていきます。SNSは続けることで信用になり自分の自己紹介にもなります。

6.料金設計

自費での料金設計はとても重要です。相場は1時間2000~5000円ほどです。月の売上目標や依頼件数目標から設計しても良いですし、サービスに付加価値をつけ高く設計しても良いです。少なくとも安売りはしない方が良いと思うのが私の意見です。介護保険と差別化するためにも料金設計は慎重に考えてください。

7.各種書類

重要事項説明書、個人情報保護、顧客管理名簿、台帳、業務報告書、業務中の保険など準備する書類はありますが、ほとんどがインターネット上にあります。あまり心配は必要ありません。

8.開業準備

最初は自宅を事務所にして開業しても構いません。基本は訪問しての打ち合わせになるため経費に余裕がでてから事務所を準備しても問題はありません。

9.営業先の開拓

地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、病院MSW、行政関係など自分の地域の営業先のリストを作っておくと便利です。(市役所HPから検索できます)
利用者からの紹介が起き始めると売り上げが安定します。LTV(障害顧客価値)が長く続きリピーターになってもらえるかが大切になります。


10.介護保険外サービスのはじめ方


何から始めたら良いかわからない。
それでも起業・独立・開業を目指している方へ
スムーズな経営の実現のために必要な知識やメンタル、マインド、ノウハウをお伝えします。

■こんな方にオススメです

介護保険制度に縛られない自由なサービス(リハビリ含む)がしたい
起業してみたいけど何からはじめたら良いかわからない
独立して生活していけるかが不安

介護保険外サービス起業相談

ご相談が増えてきたため毎月限定2名無料相談お受けしております。
※2022.5.29加筆

■相談多数のため月2名の無料コンサルは5月で終了となりました。

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