「立春」特別御朱印のお知らせ
厳しい寒さの中にも少しづつ、春の足音が聞こえはじめてきた今日この頃。
暦の上では、いよいよ「立春」を迎えます。
2月の特別御朱印のテーマは「春」。
御朱印では、御祭神や神社の動物たちが一足お先に春の訪れをお祝いしています✨
◆「立春」特別御朱印
梅の花が咲く下、皆で手を繋いで春の訪れを御祭神の小野篁公、御配神の菅原道真公、神社の動物たちみんなでお祝い。
春の陽気に誘われ、神獣の獏も初参加です♪
道真公が愛した梅の花。紅梅の芳しい香りに誘われて、鶯もやってきました。
輪の外には、浮かれる動物たちに交じって下町情緒あふれる謎のお兄さんの姿も🎵
御朱印中央にあしらわれるのは「立春大吉」の文字!
かつては春のはじまりを「1年のはじまり」とする時代もありました。
お正月に目標を掲げそびれたという人も、春を|寿≪ことほ≫ぎ気持ちを新たに今年の目標や抱負を携え、お参りいただければ幸いです…🎵
◆「梅花」特別御朱印
「梅花」の御朱印に添えられている和歌は、当神社御祭神の小野篁公が歌ったもの。
暦の上では立春で春を迎えますが、1月末から2月上旬にかけては1年の中でも寒さのピークを迎えます。
厳しい寒さの中、降り積もる雪に負けじと咲く梅の花を見事に描写した歌です。
雪の中でじっと耐える梅の花を、応援しているようにも感じます🌺
梅を見上げ、歌を詠むのは小野篁公。
御配神の菅原道真公は雪の中、牛の傍らで物思いにふけり、動物たちも思い思いに春の訪れを喜ぶあしらいとなっています…💛
立春を過ぎ湖や小川の氷が暖かさで割れ、水の底の魚が水面近くまで来る「魚上氷」の頃、その年の実りを祈る宮中祭事「祈年祭」が毎年2月17日に行われます。
この祈年祭が過ぎると、日差しは和らぎ、梅も見頃となり、本格的な春が訪れます🌺
また、2月には菅原道真公の御命日にあたる大事な日(2月25日)もあります。
◆「節分」特別御朱印
「立春」といえば、前日の「節分」がセットですね。
節分の日には、立春を前に災厄を象徴する鬼を豆で打って追い払う「豆まき」などの追儺神事が行われます。
春の訪れを祝って、豆まきをする小野篁公と動物たち。
豆まきでヒートアップしてきた篁公は、どこからか巨大な枡を持ち出してきました。枡から伸びるチューブはサルの持つロケットランチャーに繋がっていて豆が噴射します…!!
ネコもバケツで豆をまいてサポート! 勢いあまってバケツからはネズミが飛び出ました。
たまらず逃げていく鬼役のイノシシ、オオカミ、狛犬たち。
逃げながらも狛犬には笑顔が浮かび、豆まきを楽しんでることがうかがえます🎵
2月3日の節分では、大晦日に「年越の大祓」を行うのと同じく、季節の境目である節分の日には「災いを祓い清めて新しい季節をいただく」と考えます。
1年のはじめに災いに通じる鬼を「豆=魔滅(まめ)」で一掃して、1年を無事に過ごせますように。そんな想いを込めて奉製致しました。
◆2月の“月参り”御朱印
今月の月参り御朱印は「梅」がモチーフです。
当社の御配神である菅原道真公も愛した梅の花。
梅にまつわる道真公の逸話で、大宰府に左遷された際、道真公を追って自宅から梅が一晩で飛んで行ったという話(飛梅伝説)があります。
現存する飛梅は、1000年経ってもなお春になると白い花を咲かせます。
◆情報を通じてご参拝をより豊かな体験に
御朱印をお受けいただいたすべての方に、特別なリーフレットを無料でお分かちしております。こちらは数に限りがありますことご了承ください。
今月は、節分や祈年祭、建国記念の日をはじめとした2月の祝日についてなどのコラムを掲載しております。是非ご一読ください😊
◆小野篁公とめぐる四季の旅
神社は「神様」と「自然」と「人」が交わる場所。
小野篁公と巡る四季の旅を通じて親しくお参りをいただき、日々の中で四季の彩りを感じて頂ければ幸いです。
御参拝が難しい方も、身近な日常の中で神社や四季を感じられる一助となればと毎月2種類の「待ち受け壁紙」をご用意しております。
待ち受け画像は、毎月1日に更新致します。
かつては「花」といえば「梅」の時代がありました。
万葉集には梅花を詠んだ和歌が118首もあり、桜と並び日本を代表する花といえます🌺
授与所にて紅白梅の盆栽をお楽しみいただけます。
参拝の際には是非ご覧ください…✨
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