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映画「演者」公開まであと6日

冬の空気じゃん。
乾いた寒気団じゃん。
来てるねー。これ。

推薦コメント、ほぼほぼすべて掲載しましたー!
皆様、ありがとうございます。
どの推薦コメントも素晴らしいでしょ?
たくさんの皆様が拡散などしてくださって有難いです。
もちろんまだまだ絶賛募集中でございますっ!

もう次の週末だもんな。
ワクワクと不安が交互にやってきては過ぎ去っていくという。

あのね。正直に書くとね。
特別先行上映は僕が想像していたよりもずっと動員が振るわなかった。
あれ?なんでだろう?こんなにかってすごく落ち込んだのです。
想像していたことは起きなかった。
だってね。劇団解散してから久々に出演者の皆の芝居を観れる機会だったわけです。ほぼ2年ぶりという。だからあの頃のお客様が皆、楽しんでくれたらなって思ってた。
その上、映画「セブンガールズ」公開からも時間が経過していたでしょ。その出演者たちで長編製作だもの。きっと継続して観てくださる方はいるだろうって思っていた。
更に豊田利晃監督との活動で知ってくださった方もたくさんいらっしゃった。
もちろんクラファンで応援してくださった方々も。
そんな皆様が来場したら大変なことになるぞって思ってた。
でも蓋を開けたら、もちろん来てくださった皆様もたくさんいらっしゃったけれど、あの顔もあの人も見かけなかった。あんなに熱意をもってきてくださった皆様に逢えなかった。

理由は色々とあると思う。
未だにコロナの影響というのはあると耳にするしさ。
タイミング的なこともあったと思う。
観たいけれど観れなかったという声ももちろん届いている。
だから必要以上に落ち込むことはないよと声をかけてくださった方もいた。
映画館の方にもさ、入っている方ですなんて声を頂いたりもしたの。
でもさでもさ、想像していた風景じゃなかったことは否定できない。
もしや、小野寺が監督ということがそもそもダメなのか?とかなんか自己否定の世界に埋没しちゃいそうになるという。
もうほとんどトラウマみたいにあの落ち込んだ感情が残っちゃってて。

だから不安はやってきます。すみません。
満席のお客様を何度も経験してきているからさ、実際に。うん。
セブンの初日の満席は感動で泣きそうになったしさ。
まぁ、もう一生、あの雰囲気とかは味わえないかもなぐらいには思ってます。
セブンよりも大変で責任感も倍増しているわけだけれど、苦労と動員がリンクするわけではないものね。
夢見ちゃうんだけどさ、何度も。
でも、そこじゃない不安の方が襲ってくるという。
今の不安はガラガラだったらどうしよう!?みたいになっちゃってる。

皆にも申し訳ないしさ。
映画館にも申し訳ないしさ。
作品そのものにも申し訳ないじゃん。
やれることやっていくけどさ。
でもでも、やっぱさ。
どうしたってそこは考えちゃうんだよ、ホントに。

でも交互にワクワクもやってくる。
やっぱりこの作品に出会ってくださった皆様がいてその言葉がある。
だからまたその新しい出会いもやってくるわけで。
もちろん肯定的な言葉だけじゃなくて否定的な言葉もあるだろうけれど。
そういうもの全部含めて、楽しみでさ。
それはやっぱり感動的なことでさ。
僕の頭の中から生まれたもので、誰かの心に触れるという。
その瞬間がまた来るんだぜっていうワクワク感。

知り合いにね、声をかけるとき。
期待してくれていいよって普通にハードルを上げます、僕は。
無理してこなくてもいいけど、まぁ、観た方がいいよって平然と言います。
なぜなら、本気でそう思っているからなんだけれども。
こんな映画、絶対に観ておいた方がいいに決まってるもん。
似てる映画なんかどこにもないんだから。
そして観た人のものになるんだから。
何かをおしつけるようなあれじゃないから、皆が自分のモノとして作品を体感するから、全然違った感想ばかり溢れるんだもん。
そんな映画体験しない方が損だって思ってます。僕は。

騙されたと思ってでも観に来てくださると嬉しいです。
満席じゃなくてもいいです。そこまでは期待しないけれど。
ご友人を誘って、そして鑑賞後にこの映画について話とかしてくれたらもっと嬉しいです。その会話まですべてまとめての映画体験にして欲しい。
まだ観ようかなと悩んでいる皆様はいると思うのです。
観たいけどなぁみたいな方々もいるだろうと想像しています。
でも、結果次第では観ることが出来る機会はここが最後になっちゃうかもしれないぐらいの覚悟はしています。
すでに一度観ている方もおすすめします。確実に二度目は変わります。前半がまったく違った内容に変化します。

観て欲しいだけではないです。
僕が僕がの、観て観て見てではないです。
むしろ、僕のことや僕の作品は二の次というか。
この演者たち、出演者たち、登場人物たちを観て欲しいということと。
そして何よりも、君へ、あなたへ、みんなへの観てほしいであります。
プレゼント・フォー・ユーです。
この感覚を楽しんで欲しいなぁという、それだけです。

ユーロのラインナップ全部観る人とかもいるのかなー。とかさ。
そしたら、それも面白いぞ、これはとか思っていたり。
何が届くかなぁとかさ。

このなんというか躁鬱な感じ。
上がって下がってで、忙しいです。
不安とワクワク。
息切れしそうです。ひぃ。
まぢで心のスタミナが重要です。

呼吸するのも難しいなんていつか思ってたなぁ。
布団にもぐって暗闇の中で丸まってさ。
あの頃から何も変わってないのかな。馬鹿なのかな。
でもそんな奴で良かったよ。
呼吸するのも難しそうな人がわかるんだからさ。
だから僕は舞台に立ち、歌い、映画を創ったんだもん。

1からのつもりで頑張るさ。不安もワクワクも全部丸抱えで。


映画『演者』
企画 監督 脚本 小野寺隆一
音楽 吉田トオル
題字 豊田利晃

「嘘ばかりの世界」だ
  「ほんとう」はどこにある

【上映館】
・2023年11月18日(土)より
ユーロスペース(東京・渋谷)
http://www.eurospace.co.jp/
劇場窓口にて特別鑑賞券発売中
先着50名様サイン入りポストカード付

出演
藤井菜魚子 河原幸子 広田あきほ
中野圭 織田稚成 金子透
安藤聖 樋口真衣
大多和麦 西本早輝 小野寺隆一

撮影 橋本篤志 照明 鈴木馨悟
録音 高島良太 絵画 宮大也
スチール 砂田耕希
制作応援 素材提供 佐久間孝
製作・宣伝・配給 うずめき

【あらすじ】
昭和20年春、終戦直前のとある村。嶋田家に嫁いだ3人の女たち。
血の繋がらない義理の三姉妹は男たちが戦時不在の家を守り続けている。

家長であるはずの長男の嫁、智恵は気を病んでいた。
三男の嫁、恵美は義姉を気遣う日々を送っている。
次男の嫁、陽子は智恵がおかしくなったふりをしているのではと疑っていた。

やがて魔物が再び女たちの前に現れる。
世界は反転して、演技は見抜かれる。

◆終映(特別限定先行上映)◆
・2023年4月15日(土)16日(日)※限定2日間
シアターセブン(大阪・十三)
・2023年4月15日(土)18日(火)21日(金)※限定3日間
名古屋シネマテーク(愛知・名古屋今池)
・2023年3月25日(土)~31日(金) ※限定1週間
K'sシネマ (東京・新宿)

投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。