呼吸は口がいいの?鼻がいいの?
こんにちは。青森市の痛み・姿勢・動き改善専門トレーナー、スモールジムFlare代表の小野寺幸太郎です。
本日は、呼吸は鼻から行うのがいいのか?それとも口からがいいのか?ということに関してお伝えします。
結論からいうと「鼻から吸って吐いて」ください。
理由は大きく二つです。
まず前提として、口腔は呼吸をするための器官ではないということですね。口腔の役割としては主に発音、咀嚼をするための器官です。
一つ目の理由は「キレイな空気を取り込めるから」です。鼻には鼻毛がありますが、これは「空気中の異物が体内に入らないためのフィルター」の役割をしています。このフィルターを通すことで「ろ過」された空気を取り込むことができるんですね。
口から息を吸ってしまうと、「のど毛」なるものはありませんので異物なども一緒に取り込んでしまいます。口を開けて寝てしまい、朝起きたら喉が痛い、そこから風邪の症状が…という経験をしたことがあるかもしれませんが、それはそういうことですね。
鼻呼吸は上水道、口呼吸は下水道、と例えてもいいかもしれませんね!
二つ目の理由は「暖かい空気を取り込めるから」です。
鼻にはキーゼルバッハ部位という部分があります。ちなみに私はよく鼻血を出すのですが(笑)このキーゼルバッハ部位は静脈が集まっているところで鼻血の好発部位と言われています。
この部分の役目は、空気を暖めることです。静脈が集まっていることでその部分の空間温度は通常より高くなっていますから、鼻から息を吸うことで、ある程度暖かい空気を取り込むことができます。これによって、冷気から呼吸器を守ることに繋がるんですね!
まとめると…
〇フィルター効果でろ過された綺麗な空気を取り込める
〇キーゼルバッハ部位で暖かい空気を取り込める
〇よって鼻呼吸をしたほうが身体を健全に保てる
本日は以上です。
寒くなると、冷気で身体を壊しやすいので、上記に気を付けて、楽しいクリスマス、年末年始を過ごしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?