
なぜ運動が必要なのか?~免疫力~
こんにちは。青森市の痛み・姿勢・動き改善専門トレーナー、スモールジムFlare代表の小野寺幸太郎です。
なぜ運動が必要なのか?シリーズ4回目の本日は「免疫力」に関してです。
※「免疫」と画像検索をしたらリンゴが出てきましたので、これにしました(笑)
まずそもそも免疫とは…
「体内に病原菌や毒素その他の異物が侵入しても、それに抵抗して打ち勝つ能力」
です。
そしてタイトルと若干矛盾してしまいますが、免疫力を向上させるには運動よりも、栄養と休養が重要です。
筋力、心肺能力というのは、人によって個体差が大きいです。また体格や体質など遺伝的要素も大きく影響します。フルマラソンを走り切れる人もいれば1キロ走るのもやっと、という人もいます。100㎏のバーベルを担いでスクワットができる人もいれば、座った状態から立ち上がるのもしんどいという人もいます。
しかし免疫力という観点でいうと、もちろん多少の個体差はあるものの人によって何倍も違うとか、生まれつき免疫力が低いというのはちょっと考えにくいですね。
では免疫力は何で決まるかというと日々の食事と休養(主に睡眠)です。つまり自分の身体に関する正しい知識とその実践で決まるということです。
たんぱく質を毎日体重当たりの1g~1.5g摂る。
失われやすいビタミンB群とCを摂る。またはサプリメントで補う。
感染症の時期は粘膜組織を構成するビタミンAを摂る。
毎日湯船に浸かり、血流と体温を高めることで全身に酸素と栄養素を行き渡らせる。
12時には眠りに落ちているようにして成長ホルモンをしっかり出す。
細かく書き出せば100個以上ありますが、このような基本的なことを知っていて実践しているかが体調を維持するうえで土台の部分です。
大事なのは、こういった指導が直接受けられるジム、係り付けトレーナーがいると良い、ということですね!
また、運動が免疫力に寄与するとすれば、一番はやはり血流です。
以前も書きましたが血流は身体の運搬屋さんです。酸素やホルモン、栄養素を各器官に届けて、老廃物を受け取りそれを排出する器官に運ぶ役割があります。
血流が悪い、というのは脳や内臓などすべての臓器の機能を低下させるということですから、こうなっては身体は正常に働きません。筋肉は働かなくても死にませんが、内臓が働かないと死んでしまいます。
そういう意味では、血流=生命力と言っても過言ではないと思います。
本日は以上です。また免疫細胞の60%は小腸にあると言われていますが、せっかく小腸で免疫細胞が作られていても、それが全身に巡らせる血流が悪ければ、例えば喉に細菌やウイルスが入ってきても、戦えないという状況にあります。
小腸を良好に保ち、軍隊を強くする。血流を改善し、軍隊が通れるための道を確保する、というイメージですね!
お風呂に入って!体温を高めて!といいますが、それもすべて血流をよくするためのものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた。
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