コテンラジオを聴くということ2

先日、思いつきで書いた記事の続きです。

お題「 #未来のためにできること 」。

やはり、歴史を面白く学ぶラジオ「#コテンラジオ 」を聴くことである。

「個の時代」「VUCAの時代」「脱成長」「ポスト資本主義」などと煽られ、生き方や考え方について、どこか揺さぶられがちな今日。一方、資本主義の下では利益創出や成長を求められ、精神的歪みも生まれがちな毎日。

そんなときは、先人が積み重ねてきた歴史を知ることで、ちょこっと気持ちが軽くなる。例えば「愛で世界を変えた」とされるガンディー。ガンディーには、自身の家族を幸せにしたとは言い難いエピソードがある。

特に長男は、実の娘が8歳のときに性的虐待をするというとんでもない人間に育ってしまいました。当然ですが、ガンディーはこの長男のことでずいぶん頭を悩ませていたそうです。

愛で世界を変えたインド独立の父、長男はグレた！ _feat.ガンディー ＜育児編#1/4＞

中々強烈なエピソードだが、これを知ると、仕事や育児に悩む我々の心もちょっとは安らぐのではないだろうか。私は安らいだ。そして自然と前向きな気持ちになれる。

競争や狂騒に疲れたときは、現代の不確定な雑踏から一歩引いて、歴史上の偉人や史実に癒やされてみるのがよさそうである。

そして「未来のためにできること」というのはどこか利他風味でむず痒さを感じるので、「未来（なんてどうなるかわからないし、それはさておき今の自分）のためにできること」と捉えていきたい。まずは自分が健やかに過ごせば、その健やか成分によって周りや未来も微かに良い方向へ向かうのではないか、と期待するためである。

そのために何ができるか？

やはり、「コテンラジオを聴くこと」の一手である。