見出し画像

折れない心の秘訣は?の答え

「都合のいいことを考えないこと。

 それと準備の時はネガティブに、
 いざ本番はポジティブにを
 意識することですね」

人が集まると見込んでいた
ファスティングとヨガの合宿が、
半分以下の参加者しかなかった。

合宿の開催前に
心が完全に折れた主催者から

「あなたの心が折れないのはなぜ?」

と聞かれたので、答えました。


自分に都合よく考えすぎる人は、
心折れやすいし騙されやすい。

何を成し遂げるにも大事なテーマなので
ここで改めて触れておきます。

心折れやすい人は、
上手くいくことが前提。

それに対して私の前提は、
上手くいかなくて当然です。

だから、上手くいかなかった時に
どう対応して結果を出すか?

まるで大泥棒、怪人二十面相のように…

これがダメでもあれ、
あれがダメならそれと考え、
奥の手を用意しているのです。

これが、変なポジティブシンキングや
都合のいい引き寄せの法則にハマって
人生いきなり詰む人と私の違い。

そもそもの前提が違うから、
失敗やトラブルに遭った時の
反応に差が出るのです。


私は

「あなたはよく頑張ったよ〜
 次はうまくいくよ〜、よしよし」

と寄り添うのではなく、
そこから大逆転するために

「本人には都合の悪い、
 目を背けて逃げたい部分」

を一緒に掘り下げます。

だから今回、ファスティングと
ヨガの合宿をする主催者に

「心折れている時には
 私は適任でないと思いますが?」

と確認しました。


壁や問題を乗り越えて
人生を切り開きたいのなら、
私はあなたの剣となるでしょう。

しかし、傷ついた心を癒す
慰め役はできません。

「癒しの薬草を扱っているのに?」

と言われますが、
私の薬草学は毒の美学。

「毒をもって毒を制す」

ですので、ふわふわした
気休めより結果は出しますが…

優しい癒しを求める人には、
電気ショックレベルの
不意打ちになることもあります。


例えば世の中には、

「頑張れって言われると、
 自分が頑張ってないように
 思ってくるから辛い」

という人がいます。

その気持ちは否定しませんが、私は

「思い通りの結果に
 なっていないということは、
 今のままじゃダメ、もっと頑張れ!
 っていうメッセージだ」

と受け止めて立ち向かい、
乗り越えるアプローチしか
伝えることはできません。

頑張ってもダメな人が
頑張らなくなったらおしまい。

この視点で話しますので、

「頑張らなくていいんだよー、
 そのままでいいんだよー」

を求めてくる人は、
きっと裸足で逃げ出すでしょう。


現実が答え合わせ。

「自分がどう思う、どう感じる」

ではなく、世間や相手の反応が全て。

ダメな結果が出たら
それは自分の何かが悪かった、
という答え合わせです。

この話に納得できるなら、
あなたの役には立てますが…
というと、是非!と返ってきました。

もう気休め程度の慰めとか
綺麗ごとはいらないから、
とにかく結果を出したい…と。

腹をくくった様子だったので、
心が折れない秘訣を1つ
主催者にお話ししたのです。

それが冒頭でお話しした、

「準備の時はネガティブに、
 いざ本番の時はポジティブに」

です。


「ポジティブシンキング」

だとか、引き寄せの法則だとか。

この手の思考が好きな人は基本、

「物事を自分に都合よく考える」

という傾向があります。

そして、その気持ちを利用されて
騙されたり、一度失敗しただけで
心が折れて再生不能になるのです。


準備の時はネガティブに、という
大事な思考がすっぽ抜けていると、

「思い通りの結果にならなかった時の
 心の折れやすさ、もろさ」

が悪化します。

もちろん、物事をポジティブに
考えることは大事です。

ただ、経験不足のお医者さんが
難しい手術の前に

「きっと上手くいく!
 できると思ったらできる!」

と100回唱えても、
知識や技術が不足していたら
手術は失敗、患者は死ぬように…

ポジティブ思考をするなら、
準備や研鑽もセットにして
行う必要があります。


そして、もう1つ。

「新しいことに挑戦した場合、
 8割は上手くいかなくて当然」

という成功率を
頭に入れておく必要があります。


私はビジネスの先生から

「成功率は20%あったらいい方だ」

と教わりました。

10回チャレンジしたら、
そのうち8回は上手くいかない。

けれども、残り2回の成功が
8回の失敗を回収する結果を生み出す。

だから、1つのことに対して
10回チャレンジしてから結論を出せ。

私は才能がないだとか、
誰のせいとか世間のせいだとか。

そんな泣き言は、やり方を変えて
10回挑戦してから言いなさい、と
何度も繰り返し叩き込まれました。


例えば野球のホームランバッターは、
3割打てば評価されます。

逆に言えば、7割は失敗。

野球に限らず、結果を出す人ほど、
圧倒的に失敗の数が多いですし…

本番の試合に向けて、
毎日トレーニングや練習や
体のメンテナンスをコツコツします。

事前準備の大切さと、成功確率。

都合のいいポジティブシンキングや
引き寄せの法則が大好物な人たちには、
この両方が欠けている気がしています。


事実、相談してきた主催者も

「自分の波動を高めたら、
 必要な人が自然と集まってくれる!」

「あなたの波動を高める
 幸せなんとかメソッド!」

という謎の講座に200万円ほど注ぎ込んで
3年ほど学んできたそうですが…

いざ合宿を主催すると、この結果。

ポジティブ思考があふれ過ぎたせいで
謎の自信ばかりが先走り、

圧倒的な準備不足」

が悲惨な結果を生んだのです。

才能とかセンスとか、
見た目がいい悪いとか…

そんな理由ではなく、
とてもシンプルに準備不足。

「まぁ、なんとかなるでしょう!」

と雑に準備して、
なんとかならなかっただけの話です。



私は、この真逆の考え方です。


もし、こうなったらどうしよう。

こうなった時は、こう対応しよう。

準備の際は、車の運転でいう

「かもしれない運転」

のように慎重に、
いろんなケースを想定します。

「ネガティブに準備」

をしているのです。


そして当日、
本番になったらポジティブに。

「あれだけ準備したんだから、
 絶対に大丈夫だ!」

と、確信と自信をみなぎらせて
全力で向かっていきます。


心折れやすい人は、この逆をやります。

「まぁ、上手くいくでしょ!」

と準備を雑に行い、
先人のアドバイスを無視し…

いざ本番になって
予想外のトラブルが起こってから、

「あぁ!どうしよう!」

と慌てふためく。

あるいは完全にスベッて、

「私なんて…」

と心折れてしまうのです。


私は心折れた主催者に言いました。

「単純な準備不足です。

 あなたの魅力がない訳でも
 合宿の内容が悪い訳でもありません。

 まだ合宿まで2週間あるので、
 やり方を変えてあと9回、
 アプローチしてみましょう」


心折れて落ち込んでいいのは、
自分にできるあらゆることを
全てやりきっても通用しなかった時。

まだあなたの勝負は
始まってもいないぞ…と。

現在は、やり方を変えて
5回目の挑戦中です。

ありがたいことに現時点で、
主催者が予定していた人数より
3名参加者が増えているそうです。


やることさえやれば、
しっかり結果は出る。

それを今回、この件から
改めて学ばせてもらいました。


以上、今回は

「心が折れない秘訣」

の話でした。

本音で言うと私も、

「失敗して当たり前」

と意識して向き合っても、
期待が高い時は心が折れます。

でも、自分をリセットして
再生するのが早いので、
他人から見たら

「あの人は心折れずにすごいねー」

と言われているだけの話で。

私もまだまだ、
あなたの知らないところで
小刻みに心がポキポキ折れて

「あ〜あ」

と言いながら再生する身。

まだまだ修行中なのです。


ただ、心は筋トレと同じで、
鍛えたらどんどん強くなります。

だから、準備の時はネガティブに、
いざ本番はポジティブに。

10回挑戦したら2回は上手くいく、
という前提で向き合っていきましょう。

参考になった部分があれば、
ぜひ取り入れてください。

それでは。


心を強くするためには、
土台となる体を元気にして
エネルギーの余裕を持つことが大事。

体がだるくて栄養と睡眠不足で
風邪をひいて寝込んでいる状態では、
準備も10回チャレンジもできません。

ですからまずは、強い土台を…と。

心身の健康をテーマに、
私が行ってきた数々の人体実験。

その実験の果てにたどり着いた

「これは素晴らしい!」

というアプローチやアイテムを、
全20話のメール講座にまとめました。

全てを手に入れたい人は、
こちらからどうぞ。

家族を健康にする、知識の薬箱




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?