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勉強と日常からキャリア形成について考える

キャリアカウンセリングを受けました。
私は自営業なので半年から1年くらいで「わーこの先どうしていこう」というタイミングがくるんですね。その時に話を整理するためにお話を聞いてもらいます。

今回言われた中で印象的だったのはこちら。

「割とも何も、あなたはご自分でぐいぐい決めて進んでいかれてます」

「人をタイプで分けるマトリクスがあるとしたら、真ん中あたりにいる方ではない。どこかの枠の端っこにおられるタイプだと思います」

「自分と反対のタイプに居る人は眩しく見えますよね。でもじゃあそっちに行けるかといったら行けませんから。向こうからはあなたが眩しく見えてますよ」

おお…どうやら私は輪郭がくっきりしたタイプらしいじゃないのと思いつつ、まぁそうだろうなーとも思いました。さまざまな状況のお陰で振り切った生き方ができていて、ありがたいです。

産業カウンセリングの勉強で、キャリア形成について学んでいます。自分のキャリア(職業だけではなく人生全体としてのもの)それをどう形成・支援していくかということです。

いろんな理論が登場するので「自分はどれに当てはまるかな」と思いながら勉強してますと、これまでの会社員生活は本当に向いてなかったなと痛感します。うん、なるべくしてなった自営業。

好きな事や得意なことは『人の役に立つ』『新しいことを考える』『自由でいる』、苦手な事は『安定する』『決まったやり方を守る』『特定の分野にこだわる』。はい、もう迷いなくこうだと言い切れます。ある程度社会人をやって知った自分の特性。

私のこの『得意』を活かせる組織や企業もあるだろうと思います。実際いまはNPOと連携してお仕事させてもらってるし。でも私が会社員として出会った職場ではいつも『苦手な事』ばかり求められてきた…というかそっちが必要な職場ばかり選んでしまったんだろうな。それが社会人だ、仕事なんだと変に思い込んでいたんでしょう。たくさん壁にぶつかって「あ、わたしそっちじゃないやー」と反動付けてばびゅーんと飛んだ結果、「どこかの枠の端っこにおられるタイプ」になったんだなぁと分かってきました。

節目の日、夫くんに「これから10年で何をしていきたい?」と聞いてみたら「え…?俺そういうの考えないでやれる人だから、別に…」という回答でした。「じゃあこれまでの人生を振り返って、思うようにやれてきた?」と聞いてみたら「特に何も計画してないので、思うようにも何も」との答え。マジか…。

私としては「現状と目標があるからやるべきことが分かる」という感覚なのですが、夫くんは多分どちらもなくて「目の前のことに向き合う」という事なんでしょうね。ふむ…。キャリアへの思考方が違いすぎてお互い珍獣を見るような気持ちでした。

(いやぁだって。私が目の前のことだけに向き合ってたら組織に利用されるばっかりだったんだもーん。それじゃ詰まんなくて…。こりゃ枠を飛び出して自分でハンドルとエンジン持たないと人生やってらんないなとも思ったんだよね…。しょうがない、私はそういう人ということで)

対極的なキャリア思考をする二人チームでぐるぐる走れば、なんとなく円に近くなっていってうまく進めるかな?なんて思いました。わたしがグイっと引っ張るから、あなた地盤工事よろしくね!みたいな。

今年度の目標、四半期にやることがだんだん見えてきています。そこは手堅く、理想と現実の間を計画で埋めるように考えて。同時に、なりたい自分像も妄想します。そこはもう思いっきり夢をもって。とびきり素敵なおばあちゃんになりたいな。

今はそんなモードで動いています。よーそろー。



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