見出し画像

【イス軸法®︎】体軸と体幹の違いとは?

イス軸法®︎は体軸を見つける・整える方法です。
体軸は中心軸でもあり、身体を通る目には見えない軸のことで、100%感覚的なものです。
そして、本来は元々備わっていたものです。


体軸と比較されるのが、体幹です。
また、骨格で立つと強い。なんて言われていることも多いかと思います。


イス軸法®︎における体軸は、そのどちらとも違います。

赤ちゃんがどうして立てるようになるのか?と考えてみてください。


赤ちゃんは誰からも立ち方を教わったわけではありません。
腹筋を鍛えなさいとか、足はこうやって使おうとか、教えてもらってもいないのに、いつしか自身の足で立つことを見つけます。

体軸が元々備わっていたものだとしても、日々生活していくうちに、ほとんどの人が体軸の存在を忘れてしまいます。
そのため、姿勢が悪くなったり、身体のあちこちに痛みが出る、本来のパフォーマンスが発揮できないということが起こっていきます。

正しい姿勢について

正しい姿勢は作るものではなく、体軸が整うと勝手に出来上がるものです。
体幹や骨格を意識しなくても、その人に一番合った正しい姿勢になります。
体軸が整うと悪い姿勢をしようとしても、出来なくなります。


また一般的な姿勢トレーニングでは、背骨を使う、腹筋を使うといった体軸ではないところを使うように指導しています。


実はそういうところを意識して使ってしまうと、身体は弱くなります。


実際に体軸が整うと、悪い姿勢を取ろうと思ってもしにくくなり、背骨を整えようと意識するだけで身体が弱くなるのがこちらの動画でも分かります。

猫背がしにくくなるのが10分くらいから
背骨を意識すると弱くなるのが13分くらいから

一方で体幹は、身体の筋力に頼ったものです。
固めて使うことが多く、鍛えるのも筋肉だからです。


姿勢が悪いと体幹を鍛えなさいといわれますが、姿勢が悪いから体幹で良い姿勢にして固めてしまおうという発想になります。
この発想だと、良い姿勢を保つには常に体幹に力を入れ続けなくてはなりません。


骨格を揃えると一見自然な姿勢になります。このとき、一方向の力には強くなりますが、他の方向からかかる力には弱くなります。


そのため体幹も骨格も、体軸とは全く異なります。


それでは、年齢を重ねていくとどうでしょうか?


あなたの姿勢が悪いのは、体幹の筋肉が衰えているからだ。
足腰が悪いのは、足腰の筋肉が衰えているからだ。
寝たきりになりたくなければ、筋肉を鍛えなさい。
なんて言われたとしたら、もしあなたが80歳や90歳になったとしても、体幹や筋肉を鍛えられるでしょうか。


きっとしんどいと思います。

姿勢の悪さで言えば、猫背や反り腰が悪いというよりも、バランスが悪いと猫背や反り腰にしなければ姿勢が維持できずに倒れてしまうので、やむを得ず猫背や反り腰にしてしまうのです。

それがいつしか癖になると、その姿勢のまま固まって動かなくなります。
この状態が本当の意味での悪い姿勢です。

イス軸法®︎が目指す良い姿勢とは?


イス軸法®︎で体軸が整うと、筋肉を姿勢維持のために使う必要がなくなります。


そのため、どんな姿勢や動作でも体軸が発生し、あらゆる方向からの圧力も受け止められるようになります。


たとえ、猫背であっても、反り腰であっても、かかと重心であっても、つま先重心であっても、あぐらでも、寝そべっても、そこに体軸があれば、あらゆる方向からの圧力をも受け止められます。また、歪んで固まっていなければ生活に問題はなくなっていきます。

5分50秒くらいのところ

イス軸法®︎は、どのトレーニングとも違って、たったの5秒で体軸を見つけて、理想的な立ち方や姿勢を目指します。

全国各地に公認インストラクターがいます。

また定期的に体験会を開催しているインストラクターもいます。
詳しくはXやInstagramなどSNSにてイス軸法で検索してみてください。


僕も定期的に体験会を開催しています。
ぜひ、イス軸法®を体験してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?