田中さとみ/オンライン硬筆ワールド

バルセロナから世界じゅうの子どもたちにオンラインで硬筆を指導。 目標は「海外在住の美文…

田中さとみ/オンライン硬筆ワールド

バルセロナから世界じゅうの子どもたちにオンラインで硬筆を指導。 目標は「海外在住の美文字日本人」を育てることです。 カタルーニャと日本のハーフである娘のバイリンガル教育にも燃えており、バイリンガル育児にも興味津々。 硬筆はどこまでバイリンガル教育に役立つのかを実践中!

最近の記事

オンライン硬筆を始めて3年が経ちました~振り返り~

2020年5月のコロナ真っただ中に出会ったオンライン硬筆。 オンライン硬筆をゼロから編み出した書道家さんにゼロから教えていただき、巣立って3年。無我夢中で教えていると、おどろくべき早さで時が過ぎていきました。このブログではその3年間を振り返ります。 私、開業したんよなぁ? 閑古鳥が泣き叫ぶ最初の半年間オンライン硬筆の先生の旗を掲げ、大海原にこぎだした小さな私のボート。先生なんて偉そうな肩書がついているけど、生徒がいなければそこらへんいいるただのおばちゃん。誰か生徒はいません

    • 私が子どもに年齢詐称し続けるワケ

      オンライン硬筆のお稽古のお題が「誕生石」だった日のこと。いずれも歳の似た3人の小学生生徒たちはこのお題に対して、「私は3月生まれ! 誕生石は何?」「私はおばあちゃんから誕生石をもらったから持ってるよ」などと嬉しそうにおしゃべりに花を咲かせていた。自宅の書棚から国語図鑑をいそいそと取り出し、誕生石一覧のページを見せてくれる子どももいて、授業はたいそう盛り上がった。 お稽古時間の30分が過ぎ、「さあ、終わろうか」と私が言ったそのとき、待ち構えていたかのようにひとりの生徒が叫んだ

      • イマドキの子どもも硬筆を習ったほうがいいわけ

        オンラインで世界じゅうの子どもたちに硬筆を教えているオンライン硬筆ワールドの田中里美です。 「硬筆は習い事としてどれくらい良いのか」についてご紹介するブログです。 そりゃ汚文字よりも美文字のほうがいいに決まってますよね。 キレイな字を書けることで得することはあっても損することは絶対にない。でも、手書きの習慣がだんだん減っていって、得する部分が減ってるんじゃないのっていう話をたまに聞きます。 いえいえ、そんなことはない。昔と比べても日本語を美しく書くことの重要性は下がっ

        • 3歳からの「性教育」勉強会に参加した感想

          性教育=SEX EDUCATION SEXという言葉だけでもドキっとしますよね。 おいおい、真っ昼間からこんなこと口に出してもいいのかって。 本来の意味は英語で性別のことなので、別にひわいな言葉でも何でもない。ただの名詞。命を創る行為を指す、大切な言葉でもある。それなのに隠される、はぐらかされる、口にするとドン引きされる、それが今の社会だと思います。 ある日、友人とこんな話になりました。 「うちの旦那、35歳なんだけど「あ、今日は満月だね。女の人はみんな生理が始まる

        オンライン硬筆を始めて3年が経ちました~振り返り~

          自分を守る「これからの働き方理念」

          日本を脱出したのが2013年。 かれこれもう7年間、海外で暮らしていることになります。 日本を脱出してからまず最初に行った国がフィリピンのセブ島。そこで5カ月間英語の勉強をし、カンボジアで2カ月間働き、アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパと旅をしました。そして1年2カ月の旅の道中で出会ったカタルーニャ人と結婚し、バルセロナ在住4年前です。 私の旅の目的は「いろんな働き方を見つけること」でした。 日本にいたときは、地元の高校・大学を卒業後、地元の出版社に就職、そこで10年

          自分を守る「これからの働き方理念」

          英語留学をするならフィリピンで間違いないわけ。

          こんにちは。バルセロナ在住の書道家・オンライン硬筆講師の里美です。 日本脱出・海外起業・バイリンガル育児についてのブログを書いています。 今日は2013年に私が体験したセブ島留学について書いていきます。 これから英語留学を考えている人の参考ブログになれば幸いです。 英語留学を決めた理由は「世界で食っていける人になるには英語はマスト」と思ったからです。話者数でいえば中国語、スペイン語やフランス語もねらい目ですが、カタコトでもしゃべれる人口を加えた分母を考えると英語が理解

          英語留学をするならフィリピンで間違いないわけ。

          書道で海外起業~10年勤務した会社を辞めたわけ~

          はじめまして。 2020年現在、バルセロナ在住4年目の里美です。 私の初めてのnoteブログでは、 私が海外起業するまでの道のりをかいつまんで書いていきます。 英語力ゼロ、スペイン語力ゼロ、生まれて32年間地元徳島から出たこともなかった田舎者が人気都市バルセロナでいかにして独り立ちできたのか。 「海外で生活したいけど、どうやって食っていったらええんか分からん」と悩んでいる人にとって、ひとつの参考資料になれば幸いです。 まずは私の職歴からざっくりとご紹介。 200

          書道で海外起業~10年勤務した会社を辞めたわけ~