英語留学をするならフィリピンで間違いないわけ。

こんにちは。バルセロナ在住の書道家・オンライン硬筆講師の里美です。

日本脱出・海外起業・バイリンガル育児についてのブログを書いています。

今日は2013年に私が体験したセブ島留学について書いていきます。

これから英語留学を考えている人の参考ブログになれば幸いです。

英語留学を決めた理由は「世界で食っていける人になるには英語はマスト」と思ったからです。話者数でいえば中国語、スペイン語やフランス語もねらい目ですが、カタコトでもしゃべれる人口を加えた分母を考えると英語が理解できることは、海外就職で強みになるはず。

最初に決めるのは「どこに留学するか」。

アメリカやイギリス、オーストラリアが真っ先に思いつきそうなところですが、費用対効果を考えると当時の私のような「英語ゼロの人」にはオススメしません。1年留学しただけで私立大学に行くくらいのお金がぶっ飛んでいくわりには、現地の日本人とつるんで日本語をつい話してしまい、留学までしたのに英語が伸びなかった人を何人も知っています。

英語が話せるようになりたい気持ちは十二分に分かるのですが、知識ゼロの人に本場留学は時期早々。文法基礎があって、ある程度話せるなどの準備があってこそ本場留学は生きてくると思います。

そこで私が選んだのがフィリピン留学です。

フィリピンは言わずと知れたアジアの英語留学先。

20年前くらいに韓国人がその市場を開拓してからというもの、あれよあれよという間に語学学校が乱立。各校がしのぎを削って質を高めており、多彩な選択肢から自分にあったプランを選ぶことができます。軍隊なみのスパルタ校、海が見える校舎、敷地内にスパや焼き立てパンがある学校など本当にさまざま。

そして、フィリピン留学で共通しているのが格安のマンツーマン授業。英語が堪能なフィリピン人が自分のためだけに英語を教えてくれるという夢のような時間が毎日用意されています。

英語がしゃべれるフィリピン人は4年制大学を卒業した優秀者ばかり。セブ島でたとえると、彼らの第一言語はセブワノ語、そしてフィリピン共通のタガログ語を話します。つまり基本的に二言語社会。それに加えて英語を「勉強して」習得しているため、文法解説はすごく分かりやすいです。さらにその場にいるだけで雰囲気を明るくしてくれる天性のエンタテイメント性を持ち、英語解説力がずば抜けているのがフィリピン人なのです。

そしてフィリピン人はリスニング力も相当なもので、英語の発音にはこだわりがあります。余談ですが、日本でヒット曲を連発しているアーティストでも、曲内の英語の発音が下手くそならばフィリピンでは見向きもされません。ちなみにフィリピンで唯一認められた日本人アーティストは宇多田ヒカルです。

毎日みっちり勉強し、住むところと食事も与えられ、私が2013年当時支払った金額は5カ月で70万円ほどでした。それで文法の基礎の基礎から教え込んでもらい、半年以下でネイティブと話ができるまでに仕上げていただきました。参考までに私が留学していたセブ島の学校はEnglish Fellaスパルタ校です。

ちなみに、フィリピン留学をする際はエージェントにお願いしたほうがよいです。フィリピン留学先を知り尽くしたカウンセラーとじっくり話をすることで目的意識がはっきりし、より良い留学先を選ぶことができます。コミッションがもったいないとか言っている場合ではありません。カウンセラーの知識をいただかない手はありません。

留学までに時間があるなら、NHKラジオ英会話をはじめてください。

テキスト代金は月額500円以下。練り込まれたレッスン内容、優秀なラジオ講師による発音や説明は、真面目にやれば留学に匹敵するほどの実力アップが期待できます。NHKラジオ英会話を真剣に1年間やれば留学はいらないんじゃないかと思うほどです。

あとはYou Tubeもいいですね。今私がよく見ているのはHapa英会話とあいうえおフェニックスです。特にあいうえおフェニックスは子どもがしゃべっていますので、「日本語で訳すとかたくるしいと思っていたけど、子どもがこうやって使う言葉なんだ」というのが分かって非常に良いです。

フィリピンでしっかりと基礎英語を身に着けたら、第2留学としてアメリカやイギリスなどを目指す生徒さんはとても多かったです。何年かして出会った韓国人の友だちはフィリピン留学時代よりも英語が爆発的に伸び、かっこいいスラングを話していました。
当時、私たちが習っている英語は「意味はじゅうぶん分かるんだけど、ちょっと古い」だそう! 英語も日本語みたいに生きて動いている言葉なんだなぁと実感させられたのでした。

■まとめ■

日本脱出を試みるなら、まずは100万円を貯めてフィリピン留学。

時間に余裕がある人は、留学前にNHKラジオ英会話とYouTubeで英語力を磨いておきましょう。

さらに、在学中、ベトナムから就職あっせんのリクルーターがわざわざやってきて、英語力のある日本人を就職に誘っていました。

英語のできる日本人がベトナムで働くととんでもなくお金がたまるし人生の経験値も上がることを説明してくれました。海外就職の道がこんな身近に落ちているんだとびっくりしました。やはり現地に行けばそれなりに道は開けていきますね。

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