【part10】予備校講師のビジネスモデルのせいで受験生は人生を棒に振る

こんにちは。早慶模試元一位のケイです。
今回は、予備校講師の生態について解説します。
"予備校講師への信者化を防ぐ"という目的の記事になります。

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予備校講師のビジネスモデルについて

予備校講師はどういう仕組みで給料を貰っているのか。
それを知っておくだけで、講師の心理誘導を見極めることができます。

以下の三つが基本の収益源です。
・基本給(人気や実績により増減)
・持っている授業のコマ数
・本の印税や講演による報酬

つまり、予備校講師は人気で飯を食っています。
予備校次第ですが、終身ではなく一年契約であることも多いです。
人気が無ければ職を失います。
当然、実力のある講師が人気になります。
しかし、実力の無い講師も人気を得なければなりません。

どんな講師にも、愛する家族がいます。
受験期の他人の子供100人より、自分の家族の人生です。
家族の幸せのためにはなりふりかまっていられません。

そのためにはどうするか。
カリスマ性を付け、生徒を信者にするんです。
生徒の不安を煽り、自分の授業を取らせます。

授業の内容は二の次に、心を打つ名言集やプレゼン技術の本を読み込んで、金八先生や松岡修造ばりに熱く語りかけるんです。
夏期講習などの選択式の授業で、あるはずのない「とっておきの合格法」を教えると言い、自分の授業を満員にするんです。

困ったことに、そういった授業のほうが受験生ウケします。
合格したのは他の優秀な予備校講師の分かりやすい授業のおかげなのに、信者化した生徒は「○○先生がいたから受かった」と錯覚します。


「夏期講習でとっておきの情報をみんなに教えるから。取らなかった人は、まあ、知らないけどね」

「俺は○○出身だから。だから○○の入試対策は完璧。俺についてくれば受かるよ」

「俺のこと悪く言ってるやつたくさんいるけど、そいつらが○○に合格したって報告聞いたことないよ。反対に、俺のこと信じてついてきてくれた子は、喜んで合格報告してくれるんだよ」

実際に言われた言葉です。
文字だけ見れば「適当言ってるな」とすぐに分かる話ですが、実際に予備校講師という肩書きを持つ大人から目の前で言われてしまうと、「本当かも・・・」と心が揺さぶられてしまうものです。
もちろん、こんな手法ではいずれ人は離れますが、ありがたいことに予備校生は一年で自動的に消えます。

受験生は、人生で初めて「お先真っ暗」な状態に突入した、不安感がとても強いメンヘラチックな生き物です。
「失敗したらどうしよう」と、常に心の拠り所に飢えています。
そういう気持ちになるのは、人間ですから仕方ありません。
ただ、"自分はそういう気持ちになっている"と自覚したうえで、どういう行動をとるかを考える。
その思考が成功者になるための秘訣です。


最後に、参考までにTwitterの勉強アカウントを見てみましょう。
・勉強アカウントなのに質問箱を置いてる奴
・顔を隠した無意味な自撮りが多い、承認欲求に飢えた女性
・下ネタで男からのいいねを稼ぐ女性
・模試の点数をトップに固定し「落ちたけど俺はお前らとは違う」と虚勢を張ることで平静を保とうとする男
・性欲モンスターと化した男
こういったアカウントが多いのが分かると思います。
不安の行き場が勉強ではなくTwitterに向いているのは良くないですね。
こういったnoteを読んで下さるまともな受験生はごく少数です。

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ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
そうは言っても、予備校の講師は基本的に変更不可です。
なので、次回は悪い講師に当たった場合の対処法について解説します。

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