【part12】浪人して成績が落ちる人の特徴

こんにちは。早慶模試元一位のケイです。
今回は、浪人して成績が落ちる人・上がらない人の特徴 を解説します。

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part5のnoteで、浪人生は思ったより頭が良くないという話をしました。
今回は、成績が伸びない浪人生について独断と偏見で種類分けしました。
以下の①~④中のどれに自分が当てはまるか考えてみてください。

※研究論文などの科学的な根拠なしです。伝えたい真意は、"浪人すれば楽勝でしょ"という考えを改めて欲しいということです。


現役時:予備校あり 浪人時:予備校あり
現役時:予備校なし 浪人時:予備校あり
現役時:予備校あり 浪人時:予備校なし
現役時:予備校なし 浪人時:予備校なし






①の浪人生・・・偏差値の変化少

大学のランクが変わらない人・一つ上げる人が半々くらいでした。
友達は微妙に下がってました(中央→法政)。
主な原因は以下です。
・「自分には現役時の貯金がある」という間違った認識
・良い環境で勉強したにも関わらず浪人したということは、勉強センスに問題がある可能性が高い


現役生が動いていない第一回目の模試で高偏差値を叩き出し、天狗になる。
油断して予備校の廊下でいつまでも喋っていて、気づいたころには周りに追い抜かれているのが典型的な失敗パターンです。
うさぎとかめのお話そのまんまです。
勉強センスについては僕のnoteを読んで頂ければ解決する話なので割愛します。

浪人生の方へ。
知識を身に着けるのは難しいですが、忘れるのは一瞬です。
僕の話ですが、政経の点数が最高94点で、模試で8割を切ることもまず無いレベルだったのに、翌年にセンター政経を解いたら6割しか取れませんでした。

浪人生の勉強時間は、ほとんどが記憶の維持の時間です。
現役時代より勉強時間を増やしてください。
でないと、新しい知識を身に着ける時間が作れません。


②の浪人生・・・偏差値の変化大

大学のランクを一~二つ上げる人が多かったです。
理由は、独学で上げた偏差値に予備校のバフがかかるからです。
効率の悪い学習方法で現役時代を過ごしていた場合、一気に学力の向上が見込めるでしょう。

ただ、「浪人すればとりあえずなんとかなるだろう」という甘い考えの人間がこのパターンに集まる傾向もあります。
意識が高ければ現役時代から予備校に通うわけですからね。
途中で予備校から姿を消すのもこの層にありがちなことです。
偏差値の変化が上下に激しいと思って下さい。


③④の浪人生・・・偏差値の変化未知数

宅浪生は時間や日にちの区切りがないため、極論ですが睡眠時間以外を全部勉強時間に割り当てることや、一切勉強をしないという選択ができます。

「予定ないと昼まで寝ちゃうしSNSやソシャゲばっかやっちゃうけど、宅浪でも大丈夫かな?」と不安になるような人は向かないでしょう。
そもそも宅浪という選択肢に迷いや不安がない、自立した人間向きのハイリスクハイリターンなパターンです。
本人の資質によるところが大きい層です。

※今の世界情勢では、家では集中できないにも関わらず、やむを得ず自宅で勉強することになってしまっている受験生が増えていると思います。
そういった方には、社会人向けにテレワークで集中する方法を紹介している動画がYouTubeにたくさん上がっているので、参考にしてみて下さい。

解説は以上です。
しっかり勉強していたのに成績が伸びず、合格に届かなかったという浪人生が重視すべきは、勉強に対する向き合い方かもしれません。
ジャンプの主人公のように我武者羅に努力すれば報われると信じているならば、そのスピリチュアルな他力本願のマインドを根本から正す必要があるでしょう。
間違った努力は報われません。

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