【part5】一日中受験対策をしている浪人生に現役生は勝てるのか

こんにちは。早慶模試元一位のケイです。
受験中盤くらいになると出てくる悩みの一つ、「現役生は放課後しか時間がないのに、浪人生は一日中受験勉強ができるから勝てるわけがない」説について解説します。

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結論から言います。

浪人生は思ったほど頭がよくありません。


すみません、語弊がありました。
正しくは「大半の浪人生は思ったほど頭が良くない」です。
真面目に受験対策をしている浪人生は最強です。この浪人生の存在は無視してください。最初から最強浪人生枠が合格枠に割り当てられていると思って諦めてください。

ただ、そんな浪人生はほんの一握りです。
僕がいた早稲田大学の浪人比率は、大体三割程度です。
更に言うと、偏差値が低めの学部ほど浪人比率が高い傾向があります。
いわゆる看板学部に浪人生はほとんどいません。
確かに学力は伸びたけれど、いまいち伸びきらないからです。

それは何故か。
現役時代に、「ああ、やっと受験勉強から解放される・・・遊びまくるぞ・・・!」と気を抜いたところに、無慈悲にも受験勉強を一年間追加された遊びたい盛りの18歳が、遊びを全て禁止し机に向かい、一日中勉強し続けることができると思いますか?
大学生になった友達がインスタで輝いているのを横目に、遊びの誘いを断りながら勉強していられると思いますか?

・・・できると思ったなら、あなたは最強浪人生になる素質があります。
気楽に残りの高校生ライフを過ごしましょう。

・・・できないと思ったなら、それが正常です。
現役生は引き続き勉強を頑張って、浪人生は最強浪人生になれるよう頑張ってください。

「どうせ浪人生に負けるし」
「現役で全力出すより浪人想定でコツコツやったほうが確実だし」

現役生はこんなこと思いがちですが、実態は真逆なのでご注意下さい。


余談ですが、僕が浪人していた東京の予備校について書きます。
看板を汚す可能性があるので予備校名は伏せますが、そこには
「早慶コース」「早慶特進コース」が併設されていました。
学力の関係で、当然ながら僕は早慶コースへ。
入塾テストにより早慶コースの中の、下位クラスのほうに回されました。

そのクラスには当初、約七十人の生徒がいました。
五月、六月・・・と日が経つうちに、どんどん人が減っていき、受験前には四十人出席していたら良いほう、というレベルまで生徒が減りました。
受験終了後、予備校の壁に張り出された合格者を確認すると、早慶に合格したのは僕合わせてたった五人でした。
途中で消えた生徒が早慶に合格したとは思えません。

更に酷い話ですが、僕が予備校に早稲田に合格したことを報告したとき、担当職員が「えっ!?(特進コースじゃないのに)受かったの!?」と驚かれました。
マジでぶん殴ってやろうかと思いました。


こういう経験があるから僕は、浪人生は頭が良くないと言ったんです。

(ちなみに、特進コースの早慶合格率は五割でした。生徒の人数は同じくらいです。これが雑魚か雑魚じゃないかは皆さんの判断にお任せします。)
浪人生の詳しい実態については、今後予備校内での友達作りについてのnoteを書く予定なので、その時にまたお話ししますね。

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ここまで読んで下さり、ありがとうございます。次回は、早慶に合格するための勉強法について解説します。




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