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幸せの条件を見つめ直す:『傲慢と善良』の教え

少し前の投稿で、4/12(水)に社内の同期メンバーと『1週間に、最低でも1冊読む!』という約束をしました。という話をさせていただきましたが、きちんと続けております!

これからも続けるぞ〜^^

さて今日は、最近読んだ辻村深月さんの作品『傲慢と善良』の話をさせていただこうと思います。(特にネタバレはなく、小説の中に出てきた言葉を一部、ご紹介させていただきます)



『傲慢と善良』:心に刺さる作品としての感想


辻村深月さん作の『傲慢と善良』は、恋愛ミステリーというジャンルではありますが、その内容は私の心に深く刺さりました。

私の感想を一言であらわすと、「何かが心に刺さった感じ」です。

読み終わった後、何かが心に残る感じがあったんです。ですが、良くも悪くも心に刺さったことで、自分自身の行動を見直すキッカケにもなり得る作品だと感じました。そして、私は何年後かにまた読み返してみたいとも思いました!

「自分にとって幸せとは?」条件を見直す重要性


そんな『傲慢と善良』には、私の心に残る言葉がありました。

上手くいくのはちゃんと自分の欲しいものがわかっている人
自分の生活を今後どうしていきたいかが見えている人、ビジョンがある人

辻村深月さん『傲慢と善良』より

「自分の生活を、今後どうしていきたいか?」

この問いに対して明確な答えを持つ人は意外と少ないのではないかな〜と私は思います。実際、私自身もこの言葉を見た時、正直なところ、あいまいなイメージしか持てませんでした。

例えば、「幸せになりたい〜」と言う人でも、「では、どんな条件が揃ったら幸せなのか?」という部分が実は曖昧なままであることも少なくないと思います。自分にとっての幸せの条件が明確でないため、人は迷子になってしまうのかもしれません。

特に重要なのは、

『自分にとっての幸せの条件』

を明確にすることです。

世間一般的な幸せのイメージは、理想のパートナーを見つけて結婚し、子どもが生まれるといったものがあります。ですが、このような世間一般の幸せを追い求めて頑張って手に入れたとしても、満たされていない人が存在するのも事実です。また、お金持ちであるのに幸せではないと感じる人も世の中には一定数存在します。

これらの問題はすべて、「自分にとっての幸せの条件」が明確でないことから生じるのではないかと私は思います。自分自身の条件が明確でないため、世間一般のイメージに流されてしまい、しかしそれが自分自身と一致していないために問題が引き起こされるのです。

つまり、自分の人生をより理想的なものにするためには、「自分の幸せが何か?」という問いに向き合い、見直すことが必要です。

“幸せ”や“成功”といった抽象的な言葉は、人それぞれに異なる意味を持つものです。他人の定義や社会の期待に縛られず、自分自身が本当に求めている幸せを見つけることが重要になるのかもしれません。それには、自分の内なる声に耳を傾け、真剣に向き合う必要があります。

”自分自身の幸せの条件”を見つけるためには、以下のようなプロセスが役立つでしょう。

まず、内省を行い自分自身と対話することが重要です。静かな場所で心を落ち着け、自分が本当に大切に思う価値や目標について考えてみるのはどうでしょうか。そして、何が自分を幸せにするのか、何に喜びや充実感を感じるのかを探求してみましょう。

次に、他人の意見や社会の価値観に振り回されず、自分自身の感覚に従って判断することが大切です。他人の期待や評価に囚われず、自分が本当に望む道を歩む勇気を持ちましょう。自分自身の幸せや成功は、他人と比較することで決まるものではないですよね。

また、自分の幸せや成功に関するビジョンを明確にすることも重要です。将来どのような姿になりたいのか、どんな生活を送りたいのかを描き出しましょう。具体的な目標や夢を持つことは、自分自身の幸せを実現するための指針となります。

そして最後に、自分の幸せの条件が変わることを受け入れることも大切です。人は成長し変化するものであり、幸せの定義も時間とともに変わることがあります。自分の幸せを見つける旅は終わりのないものであり、柔軟に自己を見つめ直し、調整することが必要です。

『傲慢と善良』から得た気づき:
自分の幸せと成功を考える


『傲慢と善良』という作品から得た気づきは、自分自身が自分の人生の主役であり、自分にとって本当に重要なことを見極める必要があるということです。他人の期待や社会の常識に縛られずに、自分自身の内なる声に従う勇気を持つことが求められているのかもしれません。

幸せや成功は、他人と比較することや社会の定義に合わせることで得られるものではありません。それぞれの人生は個別であり、自分自身が幸せと感じる道を歩むことが重要なのです。

『傲慢と善良』の中で引用された言葉「上手くいくのはちゃんと自分の欲しいものがわかっている人、自分の生活を今後どうしていきたいかが見えている人、ビジョンがある人」という言葉には深い意味が込められているように感じました。自分自身が本当に望むものを知り、自分の人生の方向性を明確にすることで、より充実した人生を築くことができるのです。

この気づきから、私は“自分にとっての”幸せや成功を考える大切さを実感しました。

幸せとは何か、成功とは何か、それぞれの人が異なる答えを持つものなのだと思います。他人の期待に応えることや社会の価値観に合わせることだけを追い求めるのではなく、自分自身が心から喜びや充実感を感じる道を選ぶことが重要です。

私もこれを機に、自分自身の幸せや成功について真剣に考え、将来のビジョンを描き出してみたいと思いました。他人と比較することなく、自分自身の内なる声に耳を傾け、自分が本当に望む人生を築くための行動を起こしていきたいと思います。

『傲慢と善良』という作品は、私にとって大きな影響を与える作品となりました。読書は私たちに新たな視点や気づきをもたらしてくれる貴重な時間になりますね!

これからも読書の時間を大切にして様々な気づきを得ていこうと思います!

PS.


「自分の心の声を聞く大切さを実感しました!」

そう話すのは、弊社の講座で”自分で稼ぐ方法”を学ぶ中で夫婦関係も改善していった潮田さん。

弊社の講座では”自分で稼ぐ力”をつけるだけでなく、自分の人生が幸せになるために必要なものを見つめ直す時間も大切にしています。

だからこそ、「ここで学んだことは人生の全てにおいて共通して大切なことだった!」と話してくださる方も多いです。

そんな一人である彼女のインタビュー記事もぜひご覧ください^^



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