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子どもを伸ばす効果的な褒め方3選

「たんず先生って子どもを褒めるの上手ですよね」

と、同僚の先生からお言葉をいただいた。

そんなに上手だとは思わないが、

折角なので、まとめてみようと思う。

おはようございます。たんずです。
私は現役塾講師で、まもなく11年目に突入します。
日頃の授業から考えたことを中心に、
コロナ禍でも勝てる入試メソッドをテーマに
日々、情報発信をさせていただいています。

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今回は保護者向けの投稿となります。
ぜひ、最後までお読みください!

子どもを伸ばす効果的な褒め方3選

まずは、結論から申し上げます。

誰でもちょっと意識すればできること
という視点でお伝えしますね。

<効果的な褒め方3選>
オーバーリアクションで褒める。
みんなの前で褒める。
冷静を装って褒める。

では、それぞれの解説をしていきますね!

オーバーリアクションで褒める。

これが最も簡単で、即効性があると思います。

(具体的なセリフ例)
「おおおぉ!すごい!!やったじゃん!!」
「やればできるじゃん!!」
「前は上手くいかなかったけど、今回はよくなったね!」

大切なのは

!を多用するイメージですね。

そして、より効果的な褒め方にするために大切なことは

言葉だけではなく、全身を使って褒める!

ことですね。

全身を使って褒めてあげましょう!

家の中を走り回ったり、大きな声を出してあげると、

子どもにも絶対に喜びが伝わり、やる気が上がります。

ちなみに私は、
「クラス全員が漢字テストで満点なら、喜びの舞を踊る」
と生徒に公言をしています。
残念ながら?未だに喜びの舞は披露できていませんが。。。

みんなの前で褒める。

これは、褒められた本人のみならず、
他の子どもにもプラスを及ぼす褒め方です。
(少し注意が必要ですが)

もし、ご兄弟がいるのならば、
あえて兄弟の前、もしくは兄弟話しかける形で、
褒めてあげましょう。

(具体的なセリフ例)
「◯◯くん!お兄ちゃん、この前テストですごい点数だったんだよ!」
「お父さんちょっと聞いて!●●が成長したよ!」
「うわ〜!すごく頑張ったね!!」(みんなに聞こえる声量で)

直接褒めつつも、周りを巻き込むことで、
自尊心や承認欲求が満たされます。
オーバーリアクション褒めを発展させた形ですね!

ただし、注意点もあって

兄弟など、褒められなかった子にも注意を払いましょう。

特定の子ばかり褒めすぎると、

「なんで自分のことは褒めてくれないんだろう」

と不満を抱く恐れもあります。

私が実際の授業時に気をつけていることは

メインで褒めたい子には80%の褒め量で、
その子に似たパターンで伸びそうな子にも、
20%の褒め量で、褒める。

です。

具体的には

「◯◯の授業態度がめちゃくちゃよくなった!
 先生めちゃくちゃ嬉しいよ!
 ▲▲や■■も最近よく一生懸命にノートを取っているよね。
 クラスのみんなで、もっと成長をしていこう!」

みたいな感じです。

満遍なく生徒の褒めポイントを見つけて、
平等に褒めていくことを意識しています。

冷静を装って褒める。

最後はちょっとオシャレ?な褒め方です。

ここまでの褒め方を実践し、

そろそろ別の方向からアプローチしようかな

と思ったら、ぜひチャレンジしてみてください!

(具体的なトーク例)
「テストで◯◯点だったんだって?
 やっぱりね。最近、頑張ってたもんね。」
「塾の先生から、◯◯のこと褒められたよ。
 でも、お母さんは気がついてたよ。」
「◯◯点くらい取れるって、信じてたよ。」

こんな感じでしょうかね。

お子さんの年齢が高いほど、効果的な気がします。

ポイントは

やっぱり

というニュアンスを出すことです。

やっぱり、知っていた、信じていた

お子さんの努力や、可能性をしっかりと
見ていたことを伝えてあげましょう。

まとめ

以上が、僕が褒める際に意識していることでした。

褒めると、どの生徒も照れ臭そうにします。

素直に喜ぶ生徒は、ほとんどいません。笑

子どもたちは、誰に一番褒められたいのでしょうか。

学校の先生でしょうか
塾の先生でしょうか
クラスのお友達でしょうか

絶対的に、自分の親です。

親に褒められたくて、勉強を頑張っている小学生は
世界中にたくさんいると思います。

ですから、

上手な褒め方で、良いサイクルを作っていきましょう。

ここまで、読んでいただき
ありがとうございました!

では、またいつか!

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