【保護者向け】Zoom授業の効率的な受け方①【コロナ禍でも勝てる受験メソッド】
こんにちは、たんずです。
私は塾講師歴10年の現役塾講師です。
2020年度の春頃からZoomにて授業を提供しており、そこから見えた受験メソッドをお伝えしていきます。
私の主観が大半、客観的事実が大半、偏見が3%にて構成されてる記事ですので、その点はあしからず。
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まずは結論から申し上げます。
Zoom授業の集中力を上げるコツ
1.カメラとマイクをオンにすること
2.保護者の目の届く位置で受講させること
3.常にペンを持ち続けること
以上3点で、Zoom授業の効率は上がります。
何を当たり前のことを言ってるんだ!?
と思われるかもしれませんが、一つ一つその理由を、現在の生徒状況を加味しながら説明していきます。
今回は1番のみ説明をさせていきます。
2番、3番は別記事にて詳しく述べます。
1.カメラとマイクをオンにすること
みなさんはエヴァンゲリオンというアニメをご存知でしょうか?
私はそこまで詳しくありませんが、エヴァの世界にはゼーレと呼ばれる偉そうな人たちが、作中で会議をしております。
その様子は、声だけが聞こえ、sound only とだけ書かれた黒いボードが並んでいます。
実はzoomでは、このエヴァンゲリオンのゼーレのような状況が多発しています。
つまり、カメラを切ったまま参加している生徒が大半いる、授業が存在しているということです。
もう講師側からしたらモチベーション駄々下がりですよ。帰っちゃいますよ。おうちに。
(実際、大学のオンライン授業などは回線の都合上そうなっていることが多いです)
では学習塾におけるカメラオフ率はどうか。
私の経験だと、学年とカメラオフ率は比例します。
小4 10% 小5 15% 小6 10%
中学生 20%以上
参考 大学生♾
※小6は、さすがに受験生のため減ります。
ざっくりした経験則ですが。
カメラオフ率と申しましたが、
画面に顔全体が映っていない層も含めると数字はさらに飛躍します。
ここで重要なのが、
顔全体が映っていない≒カメラオフ
なのです。
カメラをオンにしても、カメラを向かなくては意味がありませんよね?
授業を受ける際に、先生の顔を見ながら話をきくことと、下を見ながら話を聞くのでは、全く効果が違ってきますよね?
ですから、zoomで授業を受けているお子様がいらっしゃる保護者の皆さん。
お子様の目線を見てください。
本当にカメラを見ていますか?
もし見ていないようでしたら、諭してあげてください。
先生が寂しそうだよ?
あなたの頭しか映ってないよ?
ちゃんとカメラを見ないと急に当てられるよ?
そうしないとせっかくの時間を無為に過ごすことになってしまいます。
先生も人間です。
いつもカメラをオフにしていたり、顔が映らなかったり、頭しか映っていない生徒には、自然と冷たくなります。
だって表情が読めないんですもの。
もし学習塾の授業で、そのような形で受講していたら、、、、
本当に、本当にお金がもったいないです。
はっきりいって、講師に冷遇される、くらいに思ってください。
ですからカメラをオンにし、端末越しではありますが、先生とアイコンタクトを取ってください。そして相槌を打ちましょう。
私は4時間、誰もいない教室で40名以上の生徒を相手に授業を行ったことがあります。
しかも全員初対面。
初対面どころか、対面ですらないかもしれないですね。笑
そんな状況でやはり生徒さんの印象には個人差があります。
うおーーーこの子やる気あるじゃん!
めちゃくちゃ賢いぞ、この少年。
一方で
あれ、、、トイレに行っちゃったのかな?
頭しか見えないけど、ちゃんと話を聞いてるのかな?
といった具合に。
別に講師に媚を売る必要は1ミリもありません。ですが、授業中に気にかけてもらえる率は上がります。確実に。
だって人間だもの。
生徒さん自信の集中力向上と、講師の気配りの相乗効果が生まれるはずです。
最後にマイクオンについてです。
初めにいいます。これは賛否両論あると思います。
マイクをオンにすることで、音を立てないようにする緊張感が生まれ、集中力が上がると考えます。
すごく逆説的ですよね。
マイクをオンにしているのに、音を立てないって。
でもそれがいいんです。
みなさんも経験したことがあるのではないでしょうか?
誰かがマイクを切り忘れていて、
鼻音がズズーーーヴォォーーー
何かを食べている咀嚼音
家庭内での会話
がどこからともなく聞こえてくる。
しかし注意をしにくい。
私はその時そっとその音の発生源をミュートにします。(ごめんね)
でも、マイクをオンにした状態で、先生から
注意を受けなかったら、周りから指摘をされなかったら、
それは緊張感を持って授業を受けられている証拠
ではないでしょうか。
注意されるかされないかの、瀬戸際を行く、
いわばチキンレースのような受講を試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、雑音が立たなければマイクはオンでも構いません。
学校や塾の方針もあるかもしれませんが、
気にならないから放置、というスタンスの方も多数いらっしゃると思います。
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以上をまとめますと、
カメラとマイクをオンにすることで
家の中で出せる最大限の緊張感
を創出して欲しいと思っています。
そして授業での効果を最大まで引き伸ばしましょう。
ほらーこっちみろー
カメラオンにしてー
と呼びかける同業者が少しでも減ることも祈りつつ。。
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